クラブ活動
郁文館LIFE
2009/09/14
- 生物部
マダガスカル・・・
本日は元副部長I君がどうしても紹介したいとの強い希望もあり、
ある昆虫について紹介したいと思います(紹介文はI君によるものです)。
生物部員の一部に愛されているこの生物、一般の人にはどう映るんでしょうか?
お食事中の方、心臓の弱い方、昆虫嫌いな方はご注意ください。
今回は生物部で飼育しているゴキブリに二種の内の一つ、
マダガスカルオオゴキブリ( Gromphadorrhina portentosa )の紹介です。
読んで字のごとく、アイアイ等で有名なマダガスカルに生息するオオゴキブリの一種です。オオゴキブリの仲間は日本にもいます。
よく人にゴキブリのどこが嫌いかを尋ねると大抵「黒光している」とか「足が速い」とか「汚い」という答えが返ってきます。
しかし、このマダガスカルオオゴキブリは黒光してないし、足も遅いし、家屋に生息するゴキブリとは違い、病原菌を媒介することもありません。人目につかない森林でひっそりと暮らす平和主義者です。
にもかかわらず、休み時間に生物室の前を通りがかるとゴキブリのケースの前から「キモーイ」という声が聞こえてきます。
じ ゃ あ ど う し ろ と
結局、ゴキブリに対する嫌悪はゴキブリが害虫であるという先入観によるものなのではないかと思います。
しかし、害虫とされるゴキブリは全ゴキブリの中のたった5%だと言われています。もちろん、このマダガスカルオオゴキブリはそれに含まれません。
だから、どうか彼らを嫌わないでください。
嫌いじゃないけど可愛いとは思えないんだが・・・