クラブ活動
郁文館LIFE
2013/08/06
- 中学サッカー部
夏季合宿in波崎
8月1日から5泊6日の日程で中学サッカー部夏合宿が行われました。昨年の九十九里から、今年は利根川をはさんで銚子市の対岸に位置する茨城県神栖町の波崎に場所を移し、中1から中3まで40名が参加して行われました。
見学に訪れたのは8月4日。都内から約2時間半の距離ですが、都内の蒸し暑さとは違って予想以上にカラッとした気候で、車の窓を開けると実に爽やかな風が入ってきます。
利根川の広さに改めて感心しながら銚子大橋を渡っていると、眼下にひときわ大きな風車が何機もとびこんできました。そう、波崎は学生たちの合宿のメッカだけでなく、関東地方最大の風力発電施設があるのです。車で走ること約10分、今回生徒たちがお世話になっているホテルに到着です。
んっ? 駐車場にいる黒い集団は…? 目を凝らして見ると、わが中学サッカー部員ではありませんか! 誰もが真っ黒に日焼けしています。ちょうど、昼食でグラウンドから戻ってきたところでした。その中でもひときわ黒さが目立っていたのは顧問の先生。「ご覧のとおりみんな元気でやっていますよ。今年もOBが駆けつけてくれましたし、助かります」と、普段厳しい先生も満面の笑顔でした。
部員たちはというと、1年生はちょっとお疲れかなという感じでしたが、仲間同士ワイワイガヤガヤと会話もはずんでいましたし、ひと安心。午後は、この日から合宿に入った高校1年生の胸を借りての試合形式の練習です。われわれサポーターも後を追ってグランドへ。
高校生の動きはさすがに軽快でプレスも素早い。それでも中学生は最終ラインとボランチでボールをうまく回しながら、時にはJリーガーばりのキラーパス? とまではいきませんが、見せ場も作っていました。でも、相手は先輩の高校生。そうやすやすパスは通させてくれませんでした。
その後、2年生を中心にした新チーム対先生、OB、1年生の混合チームでの試合形式の練習でした。
とまどいながらも必死でついていく1年生、これからチームの中軸となる2年生、そして中学最後の夏を迎えた3年生と、合宿を通じて少しずつ成長しているのがなんとなく感じ取れます。もちろん、部員は男子だけではありません。今年は1年生の女子部員も参加し、女子マネージャー3名もチームをしっかりサポートしていました。こうして郁文館サッカーが継承されていくのですね。
今年も先生方やOBの方の支えで、合宿も順調の様子でした。また胸を貸していただいた高校生の皆さんありがとうございました。この日も部員たちは日が暮れるまでボールを追いかけていましたが、我われサポーターはそろそろ帰路につくことにします。お疲れ様でした。