クラブ活動
郁文館LIFE
2013/10/22
- 中学サッカー部
文京区新人大会 決勝トーナメント進出!
文京区新人大会ワイルドカード結果報告
2013 年10月19日(土)
対日大豊山(場所:小石川中学校)
前半 0-0
後半 0-0
PK 3ー2 決勝トーナメント進出!
前半・後半でも試合が決まらない場合に行われるPK戦、テレビで見ていてもワクワク・ドキドキします。今日の試合は、そんなドキドキの展開になりました。
負ければ決勝トーナメントに進むことができません。「絶対に負けられない試合」なのです。相手は、予選リーグの1戦目で対戦した日大豊山。
当日は、10年に一度という大型台風26号が過ぎ去り、晴れ渡る青空を期待していましたが、あいにく次の台風の予兆を感じさせる曇天の空模様でした。それより最高気温18度「寒い!」、一気に秋深まったという感じです。
さあ、郁文館のキックオフで試合開始です。やはりお互いに前回対戦しているだけあって、ゲーム展開も一進一退が続きます。郁文館にも3回のフリーキックのチャンスがありましたが、いずれもキーパーの好セービングに阻まれてしまいました。逆に何度も攻め込まれた場面もありましたが、そこは全員で守りきりました。「跳ね返せ~」の大きな声に応えてヘディングでの競り合いは強かったように思えます。あとはワンチャンスを確実にものにできることが課題でしょうか。
前・後半とも決め手を欠いて、試合はPK戦に。わが郁文館は先攻です。
都合のよいデータだけを引用すれば、82年のW杯スペイン大会では当時の西ドイツとフランス戦で初のPK戦となり、後攻の西ドイツが勝って以来、94年のアメリカ大会までは後攻有利でした。しかし、98年のフランス大会ではPK戦すべてで先攻チームが勝ち、以降先攻勝利の確率が高くなっているようです。
PK戦は心理戦とも言われるように、キックやセービング技術以前に、キッカーとキーパーの駆け引きが見られます。普段でしたら「楽しみ」なシーンのひとつもあるですが、蹴る選手たち、見守る選手たち、そしてベンチの先生、さらには応援の保護者にとっては、楽しむ余裕など全くありません。
1回目
郁文館の最初のキッカーはボランチの選手。最初から決めていたのでしょう、ゴール真ん中上に思いっきり蹴りこみました。キーパーは予想外だったのか動けずゴールイン。
さぁ日大豊山。郁文館のキーパーは、迷いなく自分の右に飛びます。コースは読んでいたものの決められてしまいます。
2回目
郁文館二人目は同じくボランチの選手。落ち着いていました。ゴールに向かって右隅に決めます。
日大豊山の二人目に対し、キーパーは、今度は反対の左に飛びましたが、触ったものの惜しくもゴールイン。
3回目
郁文館三人目はキャプテン。左への強烈なキックでしたが惜しくもゴールポストに阻まれてしまいます。日大豊山の三人目に対し、キーパーは今度も反対の右に飛びます。相手キックはゴールポストをかすめてノーゴール。ここまでキーパーのコースの読みはすべて当たっています。