クラブ活動
郁文館LIFE
2013/11/06
- 中学サッカー部
文京区新人大会 決勝トーナメント結果報告 3位入賞!
準決勝試合結果
2013年10月27日(日)VS文京三中
場所 小石川中学
試合結果
前半 2ー1
後半 1ー2
延長 0ー1
結果 3ー4
台風27号と28号が過ぎ去った爽やかな秋晴れの空の下、いよいよ準決勝戦の幕開けです。対戦相手は先日の予選リーグで0対2で破れた文京三中、試合はまさに白熱した乱打戦になりました。
(前半)
いつものように、円陣を組んで気合いを入れた選手たち。開始早々から両校の激しいつば迫り合いが続きます。そんな中、前半5分、一瞬の隙をつかれて先制点を許してしまいました。しかし、攻め続けての失点なので、選手たちは下を向くことはありません。
前半10分チャンスが訪れます。相手陣内で右のコーナーキックをFWの選手がヒールで合わせて押し込みますが惜しくもノーゴール。
逆に13分、右サイドから相手に鋭角のシュートを打たれます。でも枠を外してほっと胸をなでおろします。
前半16分、相手ゴールから30mもあろうかというFKも思い切って狙います。
このようなめまぐるしい展開の中、さらなるチャンスが訪れました。左サイドから通した縦パスを相手チームのDFがクリアミス、キーパーがさらにファンブルしたボールを押し込みGOOOOOOL!
さらに、前半のアディショナルタイム。郁文館が放ったロングボールを相手キーパーがペナルティーエリア付近でセービングミス、それを見逃さなかったMFの選手がループシュート。2点目が入り、前半は2-1でリードして終えることができました。
何となく流れが来ている予感がした前半でした。後半もこの勢いで・・・
(後半)
後半も攻撃の手を緩めません。開始早々には、相手ストライカーが息を飲むような強烈なシュートを放ちますが、わずかにゴール枠を外れます。
後半13分、ドリブルで突破されて失点、ついに2-2の同点にされてしまいます。でもまだリードを許したわけではありません。これからが勝負です。
後半21分、チャンス到来です。右サイドからドリブルで持ち込んだ選手がマイナスパス、これを見事に押し込んで3点目、ふたたびリードしました。
しかし、喜びもつかの間、あと2分で終了という後半23分、相手のシュートをキーパーが思い切って前に出てセービング、しかし、ペナルティーエリアの僅かに外・・・
ハンドの反則を取られてしまいました。ゴール前正面からのフリーキックで決められ3–3の同点になってしまい、ここでホイッスル。延長戦突入です。
いよいよラスト10分の戦いです。
(延長前半5分)
再度円陣を組み大きな声で気合いを入れ直して延長戦の前半が始まりました。最初に1点を取ったチームが勝利を大きく引き寄せることになります。
前半4分、ペナルティーエリアの外でハンドをとられてFKを与えてしまいます。これを鋭いシュートで決められ、初めてリードを許してしまいました。まだあと5分ある。ギャラリーからは「頑張れ!ドンマイ!取り返せるよ!」と大きな声援が飛びます。
(後半5分)
ロングシュートを積極的に打ち、最後まで攻め続けたわが郁文館でしたが、あと一歩及ばずタイムアップ。試合には負けましたが、緊張の糸が最後まで切れなかったいい試合でした。
前回の試合では0点で抑えられ、1点も奪うことができなかった相手から3点も取るという精一杯の頑張りを見せてくれた選手たち。
さあ、気持ちを切り替えて3位決定戦に臨みましょう!
三位決定戦結果 (2試合目)
2013年10月27日(日) VS 京華中学
場所 小石川中学
試合結果
前半 1ー1
後半 0ー0
延長 0-0
結果 1-1 引き分け
PK戦3-1
京華 ○×××
郁文館 ○○○-
結果3位入賞!
午後からは3位決定戦です。3位までに入賞すれば支部大会に出場できるとあって、またしても絶対負けられない試合となります。
気持ちも新たに白いユニフォームに着替え、風が吹き荒れる中ボールを追いかけます。
(前半)
前半開始早々、コーナーキックからのヘディングシュートを狙いますが、枠を捉えられません。その後もゴール前の混戦で、シュートチャンスはありましたが、なかなか決められません。
そんな中前半16分、相手チームの右のコーナーキックをヘディングで合わせられ、先制点を取られてしまいました。午前中の準決勝戦が激闘だったせいもあり、この1点で郁文館ギャラリーだれもがイヤな予感が脳裏を横切ったはずです。選手たちも顔を見合わせて呆然としています。でも流れを断ち切るには、もう攻めるしかありません。何度もコーナーからのセットプレーを得ましたが、ゴールに嫌われてしまいます。
しかし、22分フリーキックのチャンスが到来。これをうまくヘディングで合わせて同点にしました。執念の1点です。
(後半)
ここまでくればもう気力勝負です。1試合目の激闘は、徐々に選手達の足を止めにかかっていました。でもまたしても延長戦。そして、延長戦も耐えて、PK戦になりました。
ここまで来たら自分を信じるだけ、仲間を信じるだけです。
1回目
相手からのスタートです。最初のキッカーから放たれたシュートはゴール左隅に蹴られ、このボールを全身で飛びかかりナイスセーブ。
さあ、郁文館。最初のキッカーはボランチの選手です。先週のPK戦でも最初のキッカーでした。キーパーに向かって右隅を狙います。GOOOOOOL!
2回目
京華の2人目はレフティーの選手です。同じく右隅を狙ってゴール。でもキーパーの読みは当たっています。
郁文館2人目は同じくボランチの選手です。左隅を狙って強烈なシュートを放ちます。GOOOOL!
3回目
京華3人目は右隅を狙いましたが、枠を捉えられません。
郁文館3人目はディフェンスの選手。主審の笛の後、1秒、2秒、3秒、4秒と自分の間(ま)で蹴り、右隅に決めます。
4回目
京華4人目のキックはキーパー正面、ナイスセービングです。
なんとか支部大会進出を決めました!
選手の皆さん、先生方、そして応援していただいた皆さん、お疲れささまでした。
新チーム発足当時から考えると快挙です。毎日の努力が何とか実を結び、支部大会出場という第一目標を達成しました。ここまで成長させてくださった顧問の先生方、本当にありがとうございました。これからもさらなるご指導、よろしくお願いいたします。
最後に、選手たちより「文京区代表として、支部大会でもいい試合ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。」という決意表明のメッセージがありました。