クラブ活動
郁文館LIFE
2019/04/15
- 写真部
写真部春合宿 石川県~輪島・能登・志賀町・金沢~
こんにちは!写真部です。
私たちは3月27日〜29日、石川県へ撮影に行きました。
このブログでは撮影会の様子をレポートします。そして、最後の撮影会となる3年生4名を含む部員たちの作品は後日紹介しますのでそちらもご覧ください。
1日目 輪島・能登
輪島から能登半島の先端まで撮影しました。
1日目① 窓岩
曽々木海岸のシンボルで曽々木の目印として有名。冬の荒波に打たれる内に,真ん中に大きな窓のような穴が開いたと言われています。
生徒たちは日本海の迫力に興奮していました。
1日目② 垂水の滝
輪島市と珠洲市の境界にあり、直接海に流れ落ちる珍しい滝です。
山田君、どうですか?
後藤さん、安原君も夢中です。
生徒たちが見えますか?滝の雄大さがわかります。
1日目③ 道の駅 すず塩田村
珠洲市の仁江海岸で日本で唯一受け継がれてきた「揚げ浜式」と呼ばれる製塩法でつくられる塩は絶品!その塩を使ったソフトクリームの美味しさに部員は舌鼓をうっていました。
カメラのシステムトラブルにより、ここの写真がないです。。。すいません。
1日目④ 謎の家?
能登の最先端に向かう途中に謎の家が。。。
果たして誰が何の目的で建てたのか。いろいろ調べてみたのですが、不明なままでした。
1日目⑤ 禄剛崎目前の岬
見晴らしの良い岬に到着しました。
集合写真をパチリ。
禄剛崎に向かう途中、誰も住んでいない民家を使ったアート作品がありました。
その後、坂を登っていくと。。。
1日目⑥ 禄剛崎(ろっこうざき)灯台
ついに禄剛崎に到着しました。
海岸段丘の岬で能登半島の最先端。ここは海から昇る朝日と海に沈む夕日が同じ場所で見られることで有名です。そして崖下は千畳敷と呼ばれる岩場で、無数の細かい溝が平行に走り、自然が作り出した洗濯板のように見えます。
1日目⑦ 珠州岬(聖域の岬)
聖域の岬は714年出雲の国引きの神話にも登場する能登半島最先端の地で、これまで誰も辿り着くことすらできなかった神秘の岬。
見て下さい!この景色。眼下には葭ヶ浦温泉について(ランプの宿)という、能登半島の突端・金剛崎の小さな入江にある一軒宿の温泉が広がっています。
部員は笑っていますが、最初はけっこうびびっていました。
この先端部分、まあまあ揺れるんです、
その後、日本三大パワースポットの一つにも数えられている青い洞窟を目指し、岬を下っていきます。
下っていくと。。。これ、木です。海からの強風を受け続けて、このカタチのまま固まっていました。
さらに下っていくと、日本3大パワースポットの青い洞窟前にも開けたところが。
安全上、ヘルメット着用が義務づけられるエリアまで来ました。
いよいよ青い洞窟に到着です。
パワー、感じますか?
切れ目のような穴が。スタッフの人に勧められた幸運をもたらすキラキラした白い石を部員は持ち帰っていました。
部員全員、ここに向かって願いごとをしていました。
おや?まあ、次に行きましょう。(後藤さん、山田君、モデルになってくれてありがとう)
1日目⑧ 見付海岸
能登のシンボルとして有名な「見附島」が眼前に迫ります。その形が似ていることから、別名「軍艦島」とも呼ばれています。
雨予報だったのが、ここに来てまさかの晴れ!おかで良い写真が撮れました。
山田君が指しているものは。。。言わないでおきましょう。
えんむすびーち。。。モデルになってくれてありがとう。
1日目⑨ 白米千枚田
1日目も終盤。ちょうど夕日が落ちそうな時間帯に千枚田に到着しました。
山すその急斜面を切り開いた,小さな水田群である千枚田。耕運機が使えず,田植え・収穫はすべて手作業で行われ、能登に生きる人々のたくましさがうかがえます。
入り口でまずはパチリ。
そして、この景色です!
部員も風に吹かれながら、熱心に撮影していました。
太陽が雲からちょうど出てきたタイミングを狙って集合写真。
部員も大満足でした。
1日目⑩ 石川県無形文化遺産 御陣乗太鼓
戦国時代、上杉謙信が能登に攻め入ったときに、武器らしいものがない村人達は、樹の皮で仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ち鳴らしながら寝静まる上杉勢に夜襲をかけました。
上杉勢は思いもよらぬ陣太鼓と奇怪きわまる怪物の夜襲に驚愕し、戦わずして退散したと伝えられています。
ほとばしる生命力に溢れた演舞。途中で近くにいた子どもが泣き出してしまうくらいの迫力のある声と太鼓の音にしびれました。
終了後は拍手が鳴り止まず、エネルギーをもらった部員たちの表情は晴れ晴れとしていました。
2日目 輪島・志賀町(しかまち)・金沢
2日目① 輪島塗体験@塗太郎
輪島と言えば、輪島塗。ということで、体験してきました!
待ち時間が少しあったので、体験前に商品を見ながら、イメージづくり。
輪島塗ギターもありました。
安原君、良いアイデアは浮かびましたか?
そして、いよいよレッスン開始。非常に真剣な表情で聴講する部員たち。
とても繊細な作業に興味津々。
先生は教え方が丁寧で、ユーモアもあり、良い方でした。
岡本部長、いつもと違い、真剣ですね。非常に文化的で有意義な時間でした。
2日目② 輪島朝市
その後、すぐそばにある輪島の朝市へ。
その日によって出る店も場所もまちまちですが,だいたい100軒から250軒ぐらいの店が並んでいます。
新鮮な魚介類を家に郵送する手続きをする部員もいました。
地元の方々はとても外向的で、丁寧な対応でした。ふぐ、カキ、そしてスイーツ。
午前中から生徒たいは早くも気分上々でした。
2日目③ 大沢町
NHK朝の連続テレビ小説「まれ」の舞台となった絶景の町、大沢町。期待に違わぬ大自然のパノラマ。最高でした。
エリア①
断崖が過ぎますね。
カメラを落とさないかハラハラしました。
エリア②
より海に接近しました。
高さが先ほどよりは低いので、部員も余裕の表情。
エリア③
ついつい大きな声を出す部員多数。
そりゃ気分が上がってベンチにも乗っちゃうよね、内田さん。
顔、見えてませんが、景色を眺める山田君の顔はすがすがしさ全開でした。
2日目④ 上大沢町
次に到着した上大沢町は味わいのある港町でした。
間垣です。厳しい冬のシベリア風を防ぐために細い竹で家の前を覆っています。
神社を発見。
高校2年生が受験に向けてお祈りをしていました。
高2生の願いよ、届け!(高2生、ポーズとってるんですけど、見えますか?)
開放的な港町を離れ、いざ志賀町へ。
向かう途中には男女滝(なめたき)と呼ばれる滝がありました。
2本の滝がひとつに溶けあい夫婦のようであることからこの名前がついたそうです。
志賀町(しかまち)に到着し、まず最初に向かったところは・・・
2日目⑤ 義経の舟隠し
寿永4年、兄頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶らが、奥州へ下る途中、おりからの荒波を避けるため、入江に船を隠したと伝えられている岩場です。
細く奥に長い入江で、沖から見えにくく、48隻も船を隠したといわれています。
場所まで少し歩きます。
そして到着。当日は波が高く、迫力がすごかったです。
集合!
内田さん、行き過ぎないように。
2日目⑥ ヤセの断崖
松本清張「ゼロの焦点」の舞台となった高さ35mの断崖絶壁。
名前の由来は、土地が痩せていて作物が作れないとの説やその先端に立って海面を見下ろすと身も痩せる思いがするという説があります。
奥の方にあるのがヤセの断崖です。
この集合写真を撮影するために、傾斜が少し急な坂をアップダウンするのがけっこう大変でした。
そんなしんどい中、絶景を欠かさず撮影する樋貝君。写真部スピリッツを感じます。
2日目⑦ 機具岩
昔能登の地に織物の業を広めた神が、織機を背負って山越えの折、途中で山賊に遭い、思わず織機を海中に投げたところ忽然としてそれが岩に変じたという言い伝えがあります。別名能登二見とも呼ばれ、美しい二つの岩がしめ縄で結ばれた神聖な佇まいは一見の価値があります。
2日目⑧ 増穂浦(ますほがうら) 海岸・世界一長いベンチ
全長460.9メートルのとても長いベンチ。 「日本海に沈む夕日を見てほしい」そんな地元住民の思いを受けて、1987(昭和62)年に延べ830人のボランティアの手で組み当てられ、1989(平成元)年には世界一長いベンチとしてギネスブックに掲載されました。
決め顔をご覧下さい。
2日目⑨ 巌門(がんもん)
老松が生い茂る岩にぽっかりと空いた穴が特徴です。これは、日本海の荒波により長い年月をかけて浸食されたもので、巌門は日本海の波の力強さと、能登の自然の厳しさを象徴する能登金剛の代表的な存在です。
高台からの眺めです。松との相性抜群でした。
安原君、波にのまれるのを恐れずどんどん奥へ。彼が離れるて数秒後にどてつもない波が来ていました。
強運だな、安原。。。
2日目⑩ 能登島大橋
能登島と七尾市石崎町を結ぶ、全長1,050メートルの石川県で一番長い橋です。
快晴の空の下、部員は気持ちよさそうに歩いていました。
途中に飛行機雲も。
2日目⑪ 千里浜なぎさドライブウェイ
日本で唯一、普通の車で走ることのできる砂浜「千里浜なぎさドライブウェイ」なのです。海を目前に車で走る爽快感を体験してきました!
と、言いたいところでしたが、当日波浪警報で通行できず!
サンセットビーチで写真を撮れたので、良しとします。
志賀町を離れ、いよいよ最終目的地に金沢に到着しました。
夕食には洋食「オーツカ」にて金沢名物「ハントンライス」を頂きました。
部員も大満足でした。
2日目⑫ ひがし茶屋街
茶屋建の家並みが続き、雅な伝統文化の世界を垣間見ることができます。
部員の写真は別のブログに上げますが、この夜の写真がl顧問のものよりも、はるかに素晴らしい出来だったので、先行して一部掲載します。
雰囲気があり、部員も自然と小声になっていました。
集合写真。
橋もライトアップされていて綺麗でした。
2日目⑬ 金沢駅
J第3回中部の駅百選に選定され、2011年には、アメリカ・Travel + Leisureの「世界で最も美しい駅」の一つに選定されました。
2日目のこぼれ話としては、このハードな撮影会のあとに河合模試の過去問解説を依頼してきた生徒がいたことでしょうか。
どんだけエネルギーあるんだ!きっちり教えましたが。
3日目 金沢
いよいよ最終日です。
3日目① 妙立寺(忍者寺)
館内の撮影は禁止だったのですが、落とし穴、隠し扉、床と見せかけてその下に隠し階段があったりと、生徒は魅了されっpななしでした。
案内役の女性が日本語と英語を駆使しながら、とてもわかりやすく説明してくれたのも印象的でした、
3日目② 金沢21世紀美術館
現代アートが所狭しと並ぶ日本有数の美術館です。
このプールを見立てたレアンドロによる作品『スイミング・プール』のみが撮影可能でした。
発想がおもしろい作品が多く、予想を大幅に超える時間を使って部員はそれぞれの作品を見学していました。
個人的には天井が正方形にくりぬかれた空間、『ブループラネットスカイ(タレルの部屋)』、そしてコンクリートに楕円形の黒い穴が空いている『L’Origine du monde』に凄く魅了されてしまいました。
また、当日は現代美術展が開催れており、プロからアマチュアまでの陶芸、絵画そして写真などの多種多様で魅力的な作品が飾られていました。
特に写真展のところでは、生徒は1枚1枚、目に焼き付けるように見学していました。
3日目③ 兼六園
日本三名園のひとつである兼六園では、外国人の方々も多く見られ賑わっていました。
THE 日本庭園という感じの噴水。
梅が見頃を迎えていて綺麗でした。樋貝君、もちろん逃しません。
こんな方々も。部員の一部は羨望のまなざしを送っていました。
高台に登ると、園の中央に広がる池を一望できました。
清掃員の方々が、「美」を保ってくれています。
橋の上で。人があまりいないタイミングを狙って、素早く撮りました。
3日目④ 金沢城
いよいよ最後の場所、金沢城に到着しました。
兼六園からの入口へとつながる橋の上で。
少し進むと。。。ついに見えました。
金沢城を撮影したあとは、急いで空港へ。
最後の力を振り絞り、部員は頑張ってくれました。
空港へ向かうバスはみんな爆睡でしたね。
そして夕方、羽田に到着。最後の撮影会となった3年生、そして岡本君から挨拶があり、無事合宿を終えました。
3年生の皆さん、この部活に入ってくれてありがとう。君たちのおかげで、顧問も後輩もずいぶん楽しい時間を過ごすことができました。
新天地での健闘を祈っています!
新年度を迎え、写真部は新たな部員の皆さんをお待ちしています。
このブログを見ていいな、と思った方は気軽に顧問の田中まで声を掛けてみてください。
今後とも写真部をよろしくお願いいたします!