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郁文館LIFE

2022/09/22

  • 高校サッカー部

第101回全国高校サッカー選手権大会東京都1次予選3回戦

9月18日(日)に選手権大会東京都1次予選の3回戦が行われました。
この試合で勝った方が東京都大会2次トーナメントへ進めることになります。
選手権の予選が全都になってから、一度も2次トーナメントに進むことができていないので今年こそはととても強い思いで試合に臨みました。

対戦相手はT3リーグに所属し、2次トーナメントにも毎年のように出場している強豪の東海大学菅生高校です。
郁文館もこの夏に多くの試合経験を積み、チームはとても良い仕上がりになってきていたので少しのチャンスであるが、勝てない相手ではないと選手を鼓舞し試合に入りました。

天候は雨、時に強い雨が降る中での試合となりました。しかし、環境は相手チームも同じこと。この環境でどれだけ戦えるのかが重要になってきます。
前半キックオフから相手にプレッシャーをかけ、奪ったあとはサイドのスペースを有効に使い、相手ゴールへと仕掛けていきます。

相手もやはり強豪校であり、選手一人ひとりとても技術、フィジカルがしっかりしており攻め込まれるシーンが多くありましたが、GKのファインセーブやポストに当たって入らないなど運もあり、失点は許さないで進んでいきました。

前半25分過ぎに相手コートでボールを奪うとそのままドリブルで中へ進入し、シュート性のクロスをあげ、そのボールをクリアしようとした相手DFのクリアがそのままゴールへ吸い込まれ、オウンゴールで得点を奪うことができた。選手はベンチも含め、大きな1点に全員で喜びあった。
そのまま前半を終え、ハーフタイムでもう一度戦い方を確認し、後半を迎えました。

後半は雨が強くなり、グラウンドは水浸しになってボールをドリブルで運ぶことができなくなりました。
その環境の中、絶対に失点を許さない必死のディフェンスで残りもアディショナルタイムのみとなり、逃げきれば勝利となり2次トーナメントへ進める。グラウンド、ベンチ、応援席は全員が一丸となって戦っていました。

アディショナルも残り10秒というところで自陣で相手選手にボールを奪われるとゴール前にクロスをあげられ、そのボールに対応できずにいるとシュートを打たれ失点を許してしまいました。

延長戦は気持ちを切り替え、戦いましたが、延長後半6分に追加点を奪われ、結果1-2で負けてしまいました。
目の前まで勝利を手にしていただけにとても悔しく、グラウンドに倒れてしまう選手もいました。
選手は本当によく戦いました。強豪校にも臆せず、堂々と戦い、すべて持っている力を発揮してくれました。結果は残念でしたが、高校3年生中心にここまで戦い続けてきた仲間は一生の財産だと思います。

今までコロナ禍で制限がかかる中、保護者のかたも初めて試合会場で応援ができました。会場校の東海大菅生高校さんにはご配慮いただき、感謝しております。
是非、東京代表として選手権に出場してくれることを願っています。

選手権東京都予選 3回戦(代表決定)

VS 東海大学菅生高校 1-2(1-0、0-1 延長 0-0、0-1) 負け

【試合の様子】