令和５年度が本日で終了いたしました。

IPクラスやGL特進、特進クラスの生徒を中心とした卓球部員たちは、春もカンボジア研修等の理由で、中々集まることが難しかったのですが、最終日は、ほとんどの生徒が集まり、３チームつくって団体戦（リーグ戦）を行うことができました。最後の１試合はデッドヒートで、１５－１３まで、互いに１歩も譲らない接戦でした。部内でも緊張感があり、応援が飛び交う良い空間だったと思います。

高校生新聞の記事に、スマホの使い方に関する規制についての内容がありました。これを使って「自由は責任とセットだ。自由は自分たちで守れ！勉強は確り（しっかり）やる。練習も確り出る（無断欠席やいい加減な連絡をしない）。そうやって最低限のルールを守りながら、自分たちで作っていけ」という話をしました。そうやって自分たちで作ってこそ、オリエンテーションのときに新入生に顔向けができるというものです。顧問が支配的にその場を仕切って、作られたセリフで勧誘する時代は終わりました。今では生徒の「ああしよう、こうしよう」が飛び交う部活になっています。自治をして、楽しさがあふれ出る部活になっていってほしいと心から願います。

同時並行で、大会や練習試合の場を用意して、モチベーションを上げるのが大人の役割です。教員の仕事は、子ども達が飛び立とうとするのを阻止することではありません。大空へはばたき、困難に立ち向かっていくのをサポートするのが役目です。保護者の方々にも同じ目線で見ていただけると幸いです。

今後とも郁文館卓球部をよろしくお願いいたします。