卒業生インタビュー
郁文館VOICE
卒業して実感する
夢教育の力
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郁文館高校
石田 啓さん
東京大学 薬学部 卒業
東京大学大学院 薬学系研究科2年 -
郁文館高校
髙瀨 翔也さん
東京大学 法学部 卒業
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郁文館高校
伊藤 聡一郎さん
東京電機大学 工学部 卒業
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郁文館高校
田中 康平さん
東北大学 工学部 卒業
東北大学大学院 工学研究科 卒業 -
郁文館高校
戸松 淳さん
早稲田大学 商学部 卒業
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郁文館高校
小出 大樹さん
早稲田大学 商学部 卒業
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郁文館高校
山本 菜々美さん
帝京大学 ヒューマンケア学部 看護科 卒業
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郁文館高校
後藤 愛実さん
立教大学 社会学部1年
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郁文館グローバル高校
末竹 美夏子さん
ロンドン芸術大学 卒業
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郁文館グローバル高校
黄 芸桜さん
上智大学 外国語学部 卒業
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郁文館グローバル高校
吉田 優一さん
早稲田大学人間科学部 学士課程
慶應義塾大学総合政策学部 学士課程
London School of Economics and Plitocal Science ,European Institute, EU Politics(修士課程) -
郁文館グローバル高校
小松 恵美さん
早稲田大学 国際教養学部 卒業
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郁文館グローバル高校
加地 登輝さん
センメルワイス大学 医学部 在籍
郁文館高校
石田 啓さん
東京大学 薬学部 卒業
東京大学大学院 薬学系研究科2年
郁文館での毎日が東京大学合格に繋がっていった
もともと一人で勉強ができないタイプで、いつも自分の家以外で勉強していました。授業や早慶講座などで友達と切磋琢磨しながら、みんなで高め合っていく雰囲気が自分には合っていたのだと思います。郁文館は先生もみんな個性的で、不思議と波長の合う先生がたくさんいました。高校3年間はずっと同じ先生が担任だったのですが、クラスイベントを行ったり、卒業旅行を自分たちで企画したり、色々な経験をさせてもらいました。あのクラスにいられたことは今振り返ると一生の財産だなと思いますし、恩師というのはああいう人のことを言うんだなと思います。郁文館での様々な経験が自分の視野を広げてくれたのだと考えています。学力もそうですが、それ以外の視点を持つことができるのも夢教育の大きな魅力だと振り返って強く思います。
郁文館高校
後藤 愛実さん
立教大学 社会学部1年
郁文館で学んだ“探究活動”が武器になりました。
夢カウンセリングや三者面談で担任の先生に勧めていただいたことがきっかけで、総合型選抜入試に挑戦しました。私の武器は「貧困支援を促す方法」をテーマに「探究活動」を行ったことです。2年次に参加した郁文館のSDGs海外研修を通して格差社会の現状を知ったことで、貧困問題の解決に携わりたいと強く思うようになり、探究を深めていきました。何でも挑戦できる郁文館の学習環境や、熱血すぎるくらいの先生方のサポートで、3年間が丸ごと受験の準備期間になっていたと感じます。試験前は、担任の先生だけでなく多くの先生方が面接練習に何度も付き合ってくださったことで、本番ではあまり緊張せずに落ち着いた気持ちで臨むことができ、無事合格することができました。担任の先生や進路指導の先生の教えがあったからだと本当に感謝しています。
郁文館高校
伊藤 聡一郎さん
東京電機大学 工学部 卒業
「社会の問題点に興味を持ち、課題解決を考えること」を教えてくれた
今、高校時代を振り返ると、将来やりたい事が多くて一つに絞れず、ただ漠然と前に進んでいた気がします。しかし、郁文館が何でもチャレンジさせてくれる環境であったため、そして「自分自身で社会の問題点に興味を持ち、課題解決を考えること」を教えてくれた夢教育があったからこそ、自分は成長できたのだと思います。自分の興味のある分野で課題解決のために「起業」を考え、それに向かって日々行動できていることは、郁文館時代の夢教育と負けず嫌いな私に色々なことをチャレンジさせてくださったおかげだと思っています。また、当時夢手帳は使いこなせている自信は無かったのですが、今考えるとその考え方はしっかりと身に付いていたことを実感しています。
2021年3月/東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 医歯理工保健学専攻卒業
2021年4月~/メンタルヘルス分野での起業に向けて準備開始
2021年8月~/現在起業して活動中
郁文館高校
髙瀨 翔也さん
東京大学 法学部 卒業
いい言葉に出会い、実践する場がある。成し遂げる経験が自分の指針になる
東京大学に入学してみて、多くの学生が自分の判断軸を持たずに、見るもの・聞くものに流されてしまう姿を見ました。どんなに能力が高くても、自分自身の生きる指針が無ければ、自分の人生を生きることはできません。私は「日本の政治を変えること」を夢に、委員会、クラブ活動、大学受験を頑張ってきました。高校の3年間は、何が正しくて何が間違っているか、それを自分自身の力 で判断する「判断軸」を見つける時間だと思います。そして、どんなにいい話を聞いても、実行が伴わなければ、指針とまではならないのです。郁文館には「夢達人ライヴ」や、折々の理事長・先生方からのアドバイスなど、『いい言葉』を聞ける環境があり、そしてそれを実践する場があります。子どもだましではなく、郁文館で何かを真剣に成し遂げる経験が、今の自分を作っています。
郁文館高校
戸松 淳さん
早稲田大学 商学部 卒業
自由闊達な校風が魅力。「夢を持つこと」の大切さを実感
在学中は少し面倒だなとも思っていましたが、社会に出て振り返ってみると「夢を持つこと」は日々の活動のエネルギーになると実感しています。郁文館はただ「夢を持て」というだけでなく、その実現のために何をいつまでにやらないといけないのかという思考プロセスなど、「夢を創る」ためのサポートをしてくれる学校です。夢達人ライヴでは、滅多に会えないような各分野の一流の方々が講演をしてくださり、夢の実現のための努力の大切さを聞くことができて、とても刺激を受けました。もちろん、明確な夢を持つことができればベストですが、漠然とした夢でも、持つと持たないとでは大きく違うと思います。夢を持つための機会があると同時に、自主性を身につけることができる環境で、後輩の皆さんも夢を育んでもらいたいと思います。
郁文館高校
小出 大樹さん
早稲田大学 商学部 卒業
芯たる“自分”をこの学校で培うことができた
特撮ヒーローのテレビシリーズや劇場公開映画、ヒーローショー、デザイン開発に始まり、国民的アイドルグループの短編映画、インディペンデント長編映画など、様々な"プロデュース”をしています。現在は新たな作品をつくるべく、企画のアイデアを構想している最中です。郁文館の魅力の一つは大人の社会を感じられること。文化祭のプログラムで行われる起業体験プログラムなどを通して、ルールがある中でどうやったら楽しめるかを学んだことが今でも身になっていると感じることがあります。僕は、1つの夢を目指して邁進してきた人間ではなく、例えば「プロデューサーになりたい」と強く願ったことはありません。仕事や夢に優劣は一切ありません。今後、僕の肩書が変わることもあると思います。その時々の環境があって、人との出会いがあって今がある。単純にそれだけです。僕は“デコボコなこれまで”を大好きだし、待っているであろう“これからのデコボコ”も楽しみで仕方ありません。その中で、どんな状況に入り込んでも“自分自身”だと思いますし、“自分”が信じ、惚れた他者との関係で、進んでいくと思います。その芯たる“自分”を、僕はこの学校で培うことができたと思っています。
郁文館高校
山本 菜々美さん
帝京大学 ヒューマンケア学部 看護科 卒業
厳しくて大変だなと思うことはありましたが今ではそれが自分の強みに
私は現在看護師として働いており、主に入院患者さんの日常のお世話や診療の介助を行なっています。昼夜問わず、患者さんの命を預かりながら仕事をするので、肉体的にも精神的にもハードですが、その分やり甲斐も強く、患者さんが元気になっていく姿を一番近くで見ることができ、ありがとうと言ってもらえたときは看護師になってよかったなぁと思います。看護師を目指したきっかけは、小学校の頃に母ががんで入院した際に、患者や家族に寄り添いながら、的確に業務をこなす看護師さんの姿に憧れたからです。郁文館に通っていた頃は校則が厳しくて大変だなと思いましたが、諦めず前向きに挑戦したことで夢に向かって努力することを学びました。この経験が今でも役立っていると感じています。
郁文館高校
田中 康平さん
東北大学 工学部 卒業
東北大学大学院 工学研究科 卒業
夢教育で最後まで頑張れた大学入試
小さい頃レゴブロックで遊ぶのが大好きで、何かを造る事に没頭していました。高校時代に旅行に行った時に見た島と島を結ぶ大きな橋である明石海峡大橋に圧倒されて、漠然と将来あんなものを造る仕事に就けたらと考える様になりました。その後夢カウンセリングで夢と進路を結びつける作業を何度もして、建築関係の学科に進むことにしました。その後は各大学の学ぶ環境を調べて現在の大学を第一志望にすることにしました。受験勉強もただ単に大学に合格したいという事では無くて明確に「いつか自分も建築の道に進み、そして大きな建造物を造る!」と考えていたので苦では無く、挑戦!という感じでした。高校時代を振り返ると、夢教育があったおかげでPDCAサイクルを身につけることができたと思います。現在は大学院に進み、将来は海外の建築プロジェクトに参加して自分の夢を叶えたいと思っています。
郁文館グローバル高校
末竹 美夏子さん
ロンドン芸術大学 卒業
本当にやりたいことを「やりたい」と言える、先生との熱い信頼関係に感謝
海外留学ができる高校の中でも、グローバル高校では長期留学が必修。厳しくも着実に力の付くカリキュラムに魅かれて入学しました。学校生活は留学だけでなく、夢合宿や行事などいつも高いレベルを目指して挑戦できることがあり、自分の成長を日々感じることが出来ました。グローバル高校は生徒同士、先生と生徒の間でとても信頼感の強い学校です。私はロンドンでアートを学んでいますが、安定や就職に有利かどうかなどが一見大事に見える社会の中で、私の幸せに繋がる進路選択を考え、後押ししてくれたグローバル高校にはとても感謝しています。本当にやりたいことを「やりたい」と言えること、それを心から応援してくれる環境があることが、私の力を一番発揮してくれたのではと思っています。
郁文館グローバル高校
黄 芸桜さん
上智大学 外国語学部 卒業
挑戦意欲に応えてくれる学校環境と風土。だからこそ身も心も成長できた3年間
私は、郁文館グローバル高校に入って人生が変わったと思っています。高校の3年間という時間は身も心も成長し、自分を確立していく上で大切な、かけがえのない3年間です。郁文館では様々な挑戦をしてきましたが、その挑戦意欲に応えてくれる学校の風土・先生方・仲間がいて、その環境があったからこそできたことです。どこの高校でもあるものではないし、大学に入ったら打って変わって自己責任。郁文館の環境がいかに恵まれていたか身に染みました。郁文館に入るなら、その環境を生かし、やりたいことに全部挑戦してみてください。後悔のない、人生を変えるような高校生活を送り、その挑戦を未来に繋げてもらいたいと思います。
郁文館グローバル高校
吉田 優一さん
早稲田大学人間科学部 学士課程
慶應義塾大学総合政策学部 学士課程
London School of Economics and Plitocal Science ,European Institute, EU Politics(修士課程)
在学中に培った行動力が今でも自分の強みとして活きている
私は笹川平和財団安全保障研究グループにてリサーチアシスタントをしています。具体的にどんな仕事かというと、日本の安全保障や日米同盟、中国に関わる事業リサーチのアシスタント業務や外部の研究者との連絡・研究会業務、データの収集や分析等を行っています。その他にも財団内の中東や海洋安全保障の研究会に参加したり、財団員として海上自衛隊の未来戦争研究会に出席させて頂いたりもしています。安全保障や戦争・紛争に初めて興味・関心をもったのは、中学生の時に読んだ地雷について書かれた絵本がきっかけでした。人の命を奪うことなく、あえて負傷したまま生かすことで敵国により多くのコストをもたらすことを目的とした恐ろしい兵器を生み出した人間社会に憤りを感じ、安全保障について真剣に考えるようになりました。学生時代には、弁論大会に参加して優勝したことや、言語ボランティアで海外に行ったことなど、積極的に活動をしておりました。その頃に培った行動力が今でも自分の強みとして活きていると感じております。
郁文館グローバル高校
小松 恵美さん
早稲田大学 国際教養学部 卒業
高校時代のいろんな経験が人の心を豊かにできるデザイナーを目指したきっかけ
私は日本のファッションブランドのANREALAGEにてデザイナーアシスタント兼企画として働いており、毎年2回行われるパリファッションウィークでのデザインアシストやコラボレーションの企画などを担当しております。“日常に存在する非日常を洋服で発信していく”ことを目的に作品の発表を行なっているブランドであり、シンプルに”着るもの”という枠に収まらない新しい提案をすることができるため、日々刺激になっています。今の仕事で服作りにおける基本的な製造工程、デザイン工程などを学ばせていただき、将来は自分のブランドを立ち上げることが私の夢です。どんなブランドにするかはまだ決まっていませんが、人間の精神的成長、充実がより大切にされてゆく世界を作りたいという想いがあるので、人間を構成するもの(肉、骨、感情など)をテーマに洋服を作っていきたいです。
郁文館グローバル高校
加地 登輝さん
センメルワイス大学 医学部 在籍
留学×理系=郁文館グローバル高校しかなかった
高校進学検討するときに考えたのは、医者を志しながら、英語も勉強できる環境という条件でした。というのも、小さいころから英会話を習っていたので。それで理系と留学で両立できるところを探したら、郁文館グローバル高校のグローバルサイエンストラックに出会って。もうここしかない、という感じでしたね。高校時代ですごく大きなターニングポイントになったのは、高校1年のときに行ったシンガポールでの研修です。現地では世界中の同世代の人たちに囲まれて研究発表をしたんですね。そこで、世界との差を明確に感じました。ただ、それで諦めるのではなくて、3年間でここまでやってやろう、という気持ちにみんなが変わっていったのですよね。ここがグローバル高校生のいいところだと思います。おそらく、私達がGST一期生で面白い人たちが集まったということもあるし、先生方も難しいからやめろ、なんて言う人は誰もいなくて。それから在学中に2回研究発表をしましたが、転んでもただじゃ起きない姿勢というのはこのころから培われたように思っています。センメルワイス大学の試験に面接があったのですが「君、面白いね」と言ってもらえて。グローバル高校でたくさんプレゼンテーションをやってきたことが糧になったのだなと思っています。