今回は、広報担当がお送りする理事長・校長ブログです。

4月6日（土）に2024年度1学期始業式が行われました。郁文館夢学園は新学期を迎えました。
新入生を迎え入れ、新たなスタートを切った郁文館の生徒たちに、渡邉理事長から以下のメッセージが送られました。

郁文館中学高校グローバル高校では、３年間の学生生活で夢のために取り組む「10000時間プロジェクト」というものがあります。
10000時間プロジェクトの目的は「意識した時間」「努力の習慣化」「やり切ることで逆算の人生を身に付ける」の3つです。

数々の生徒が夢に近づくために何時間もの努力を積み重ね、この学校を卒業して夢を叶えてきました。夢を叶えた彼らに共通しているのは、「自分が決めた目標をやり切った」ということです。
みなさんも、努力の伴った10000時間をやりぬいてほしいと思います。学生生活は有限であっという間に過ぎてしまいます。
10000時間プロジェクトは必ず自分の幸せのためになる。無理のない範囲で自分の決めた目標だけはやり抜く力を身に付けてほしいと思います。

「意志は行動を生み、行動は習慣を生み、習慣は人格に影響を与え、人格は運命を変わる」
ぜひこの方程式を胸に、10000時間をやり切る力を身に付け、幸せな人生を送ってください。

 
論語にはこんな言葉があります。
「冉求曰く、子の道を説ばざるに非ず、力足らざるなり。 子曰く、力足らざる者は、中道にして廃す。今女は画れり。」
「力が足りない者は、道半ばにして力尽きる。行動する前から自分の力量に限界を作ってしまってはいけない」という教えです。
みなさん一人ひとりが宝物を持って生まれてきています。だからこそ自分としっかり向き合って、チャレンジを続けてほしいと思います。

郁文館では、毎年理事長から漢字が贈られます。
今年の漢字は「貫」。
生徒のみなさんには、何事も自分で決めたことを最後まで貫き、やり切ってほしいと思います。
一人ひとりの頑張りを教職員一同応援しています。