理事長・校長ブログ
MESSAGE
2010/07/07
- 理事長・校長
『野球部』
今日は野球部の諸君にノックをしました。毎年のようにこの時期にノックをさせてもらっています。ノックを通してその年の野球部の状態が分かるのです。今年の実感ですが、ボール回しなどを見ていると上達したなと思いますし、チーム力があがったなと感じます。一体感、清々とした空気感もいいですね。とげとげしさがなく、チームが練られてきているという印象を持ちます。ここからが本当のスタートなのでしょうね。彼らが郁文館野球部の文化を作り上げていくのでしょう。ピッチャーの岡本君のストレートはまずまずで、さらに切れのある変化球を見せてくれました。いくつかの球種をうまく使えばそう簡単に打たれないのではと思わせてくれました。キャッチャーの鈴木君は一生懸命ピッチャーの岡本君について私に語ってくれました。まさに女房役。とてもよい子でした。子供たちの最後の「甲子園へ行きます。」という挨拶がたいへんに気に入りました。サインボールを生徒に贈りましたが、そこには「甲子園へ」と書きました。しかし、甲子園はすごく高い山です。そう簡単にはたどり着けないものです。先輩たちが残した文化を引き継ぎ、何年も何年もかけて甲子園へつながるのでしょう。これからの活躍に期待しています。そして12日、月曜日の戦いに期待しています。今日の練習では、彼らの真摯な姿勢に感動して、ついノックに気合いが入りました。生徒とあんな風に触れあえる監督・コーチの仕事はいいなあと心底思います。生徒に徹底的に寄り添えますから。
理事長 渡邉美樹