理事長・校長ブログ

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2019/04/17

  • 理事長・校長

2019年度 入学式

春風に桜が舞い、あたたかい陽光が校舎を照らした4月6日は、郁文館中学校、高等学校、グローバル高等学校の入学式でした。

緊張した面持ちで入場する子どもたちを見ていると、この子たちの人生に関わり向き合っていく事に、改めて強い責任を感じます。
入学式は私も含め、教職員一同が初心に戻る、大切な日です。

私は毎年、その年の新入生へ漢字一文字を贈っています。
今年は、【頂(いただき)】
登山と人生はよく似ています。
高い山、低い山は関係なく、
自分が一生懸命登れる山を探して登りきることが大切です。
あきらめなければ頂上へ行くことができます。

頂上にたどり着いた時の景色は、ヘリコプターで頂上に降りた人と、自分の足で登った人とでは全く違った景色に見えます。
頂上までの道のりで体に受けた風の感覚、足の痛み、あるいは滑落しそうになった時の恐怖感、それでも諦めずに頂上を目指して進む。
人生もそういうものだと思います。

一生懸命「夢=頂」を追うプロセスが自分を一番成長させてくれます。

その山の「頂」に立った時、とても美しい景色を見ることができます。
そして、その景色の中に新しい山を見つけることができます。
人と比べるのではなく、自分の「頂」を探し、見つけてください。
そして自分の「頂」に向かって自分らしく、1歩ずつ歩んで欲しいと思います。
登山には吹雪や大雨がつきものです。

この学校は、みんなの登山を見守る「太陽」になりたいと思います。

我々、教職員一人ひとりが君たちの「太陽」になりたいと思います。

郁文館中学校120名、郁文館高等学校235名、郁文館グローバル高等学校107名 計462名

平成最後、令和最初の新入生を心から歓迎します。
君たちが大いなる「夢」を持ち、主人公として羽ばたく準備の舞台がこの学校にはあります。
今日から始まる学園生活が人生の宝物になる時間になることを、この学園を代表して約束します。

入学、心からおめでとう。
3年間、6年間の健闘を祈ります。

保護者の皆様、数ある学校の中で命よりも大切なお子様を預ける場所に本校を選んでいただいた事に、この場を借りて心から感謝申し上げます。

郁文館夢学園 
理事長 渡邉美樹

■今年度の一文字 「頂」

毎年、入学式の中で書道部が席上揮毫により披露しています
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