理事長・校長ブログ
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2024/01/11
- 理事長・校長
3学期始業式
今回は、広報担当がお送りする理事長・校長ブログです。
1月9日(火)に2023年度3学期始業式が行われ、郁文館夢学園は新学期を迎えました。
悲しい出来事が続いた2024年の幕開けでしたが、他人のために祈り他人から応援される人になれるよう生徒を鼓舞するため、渡邉理事長から以下のメッセージが送られました。
「皆さん “明けましておめでとうございます” と新年の挨拶をしたと思いますが、これはただ年が明けたことがおめでたいのではなく、今年も頑張るぞと新年の決意をし、“気が立っていること”がおめでたいのです。」
果たして、ここにいる全員が気を立てて新年を迎えているでしょうか。では、どうやれば気が立つのか。
理事長から生徒たちへ、気を立てるためにすべき4つのことが贈られました。
「①好きなものを見つける ②努力を続ける ③諦めない ④学ぶ
この4つを繰り返すことが重要です。」
また、理事長は初詣についても触れ、ただ神頼みをするのではなく次のことを心掛けるようお話をしました。
「参拝をする際、努力もせずに神様にお願いごとをする人がいますが、これでは忙しい神様は話を聞いてくれません。
①感謝 ②祈り ③夢
ただお願いをするのではなく、この3つを伝えることができる人になりましょう。」
昨年の当たり前の出来事を “感謝” し、自分のためにするお願いではなく他人のために “祈り”、これから達成する “夢” を伝えることで、はじめて神様が味方に立ってくれるのだと、理事長からお話がありました。
さらに、次の論語の言葉が贈られました。
「子曰く、如之何、如之何と曰わざる者は、吾如之何ともすること末きのみ」
どうしようかと積極的に聞いてこない者には、教え導くことができないという教えです。
これを踏まえ、最後に次のメッセージで締めくくられました。
「何ごとも、自分から “どうしよう” と思って積極的に行動しない限り、学ぶことはできません。大事なことは、あきらめず “学ぶ” 姿勢を続けることです。年初には悲しい出来事が起こりました。身近なことからで構いません。できることから目標を立て問題を解決し、学び続けてください。」
式典中、「夢に日付を入れ夢の計画を立てる夢手帳」に、一生懸命理事長のお話を書き込む生徒たちの姿がありました。
未来を切り拓く生徒たちの学び続ける姿勢を、これからも応援していきます。