独自の授業・カリキュラム
郁文館のマナビ
郁文館には社会と繋がる独自の学びがあります。
CONTENTS
「知る」
NIE News In Education
ニュースを通して社会への関心、自身の探究分野を探る NIE(News In Education)
日々のアクティブラーニングの機会として、新聞や映像ニュースを通して社会探究の基礎を養うNIEを実施しています。社会の出来事について主体的に考える活動を通して、社会問題に関心を持ち、SDGsに則った問題意識と世界に貢献しようとする心を育みます。生徒たちが各自持ち寄った新聞を読み、情報を交換して視野を広げる学習、論究科教員が制作した映像をベースに深く考える学習など、様々な形態の学習と郁文館オリジナルワークブックを使って「探究心」のベースを形作ります。
新聞を使ったNIE授業(実践例)
最初の10分間で、生徒が各家庭から持参する新聞(朝日・読売・毎日・産経・日経など)の記事から、各自、関心があるテーマをピックアップし、要約します。その後、グループに分かれて意見発表と意見交換を行います。時にはクラス全体、学年全体の前で「なぜそのテーマを選んだのか」、「どんな内容なのか」、「自分の意見は何なのか」、時間配分を考えながら論理的に述べることが求められます。
生徒は、グループメンバー、時にはクラス全体、学年全体の前で「なぜそのテーマを選んだのか」、「どんな内容なのか」、「自分の意見は何なのか」、時間配分を考えながら論理的に述べることが求められます。社会的な出来事に興味・関心を持ち、知識と思考を深めることができます。毎回必ず全員に発言の機会を設けていますので、人前で自分の意見を論理的に発表する訓練にもなります。一般的に自分の意見を述べることは日本人にとって苦手とされていますが、NIEを通じてトレーニングを重ねることで、国内はもとより、海外の大学に進学しても、授業中のディスカッションで他の学生たちと遜色なく意見を述べることができるようになります。
郁文館オリジナルワークブック
探究の進め方や学び方を体験的に学ぶ独自の探究プログラムのもと、オリジナルのワークシートに取り組む中で、社会と自身を結びつけ、探究課題を発見します。
「体感する」
体験型修学旅行
観光旅行じゃない、6 次産業を体感する 「体験型修学旅行」
中学2年次には、体験型修学旅行として3泊4日で北海道の美幌と知床へ行きます。酪農体験や漁業体験、食品加工などの6次産業を体験することで、普段食卓に並ぶすべての食べ物に「命」があることや、食卓に並ぶまでに様々な人々が携わっていることを学びます。命への感謝の気持ちを強く抱くことができる独自のプログラムとなっています。
「発表する」
卒業論文
自己の興味・関心を探究し、 人に伝える力を養う卒業論文
中学2年次の1学期から卒業論文の制作に取り組み、3年次に中学3年間の集大成として、完成させます。テーマは、「自分の夢」。本学園は、夢教育を掲げ、全教職員が生徒の夢の実現をサポートしています。夢は必ずしも叶うとは限りませんが、それでも、夢は人を育てます。自分の夢をテーマとする論文執筆の過程で、生徒たちは文献調査をしたり、夢を仕事にしている方にインタビューをすることで、生徒たちは改めて自分の夢を見つめ直し、気づきと学びを得て、人間的に大きな成長をとげます。
プレゼンテーション力も向上
卒業論文を書き上げた後は、自らの論文の内容をまとめて、発表します。国語の授業では効果的な発表の方法と、効果的な聞きとり方や、他の生徒の発表の評価方法を学習します。また、技術の授業では、パソコンのプレゼンテーションソフトを活用し、発表に用いる資料を作成します。その後、各クラスで卒業論文のプレゼンテーション大会を開き、優秀者を表彰します。卒業論文は、郁秋祭(文化祭)で展示しますので、一般の方々にもご覧いただけます。卒業論文の一連のカリキュラムを通じて、生徒は文章構成力、文章表現力、評価する力、発表する力、パワーポイントを作成する力などを養うことができます。
CONTENTS
「知る」
NIE News In Education
ニュースを通して社会への関心、
自身の探究分野を探る
NIE(News In Education)
日々のアクティブラーニングの機会として、新聞を通して社会探究の基礎を養うNIEを実施しています。社会の出来事について主体的に考える活動を通して、社会問題に関心を持ち、SDGsに則った問題意識と世界に貢献しようとする心を育みます。生徒たちが各自持ち寄った新聞を読み、情報を交換して視野を広げる学習、論究科教員が制作した映像をベースに深く考える学習など、様々な形態の学習と郁文館オリジナルワークブックを使って「探究心」のベースを形作ります。
新聞を使ったNIE授業(実践例)
最初の10分間で、生徒が各家庭から持参する新聞(朝日・読売・毎日・産経・日経など)の記事から、各自、関心があるテーマをピックアップし、要約します。その後、グループに分かれて意見発表と意見交換を行います。時にはクラス全体、学年全体の前で「なぜそのテーマを選んだのか」、「どんな内容なのか」、「自分の意見は何なのか」、時間配分を考えながら論理的に述べることが求められます。
生徒は、グループメンバー、時にはクラス全体、学年全体の前で「なぜそのテーマを選んだのか」、「どんな内容なのか」、「自分の意見は何なのか」、時間配分を考えながら論理的に述べることが求められます。社会的な出来事に興味・関心を持ち、知識と思考を深めることができます。毎回必ず全員に発言の機会を設けていますので、人前で自分の意見を論理的に発表する訓練にもなります。一般的に自分の意見を述べることは日本人にとって苦手とされていますが、NIEを通じてトレーニングを重ねることで、国内はもとより、海外の大学に進学しても、授業中のディスカッションで他の学生たちと遜色なく意見を述べることができるようになります。
郁文館オリジナルワークブック
探究の進め方や学び方を体験的に学ぶ独自の探究プログラムのもと、オリジナルのワークシートに取り組む中で、社会と自身を結びつけ、探究課題を発見します。
「深める」
社会探究
自分の関心・興味のある分野をとことん追求する 社会探究~新時代型SDGs探究活動~
SDGsと生徒個々の問題意識に基づいた探究テーマについて、主体的・協働的に探究します。書籍やインターネットから情報を収集するだけでなく、外部機関との協働や実験・調査、校内外でのワークショップの企画・運営などを通して、実社会と結びついた深い学びが可能になります。複数回設定された校内外の発表のたびに生徒はインスピレーションを得てさらなる創造に至り、また校外に新たな探究仲間を見出すことで探究の一層の広がりと深まりを獲得します。
「体感する」
PBLツアー
社会と直接繋がる探究活動
社会探究型フィールドワーク
PBLツアー(Project / Problem Based Learning)
現地で全身を通して感じる「リアル」が生徒たちの探究心に火をつけます。現実が抱える複雑で困難な問題を直視し、背景や解決方法などについて試行錯誤を重ねることで探究は深化します。自分たちの学びが社会と繋がっているという実感が自らの探究活動への矜持を生み、学校に戻ってからの探究活動を加速させ、より実践的な探究に昇華させます。
研修先と研修目的
(2024年度実績)
研修先 | 研修目的 |
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夕張(北海道) | 財政破綻を乗り越え、自治体が存続するための地方自治のあり方を探究する |
陸前高田(岩手県) | 震災の現実を知り、本当の復興を学ぶ |
屋久島(鹿児島県) | 自然保護と自然共生をグローバルな視点でとらえ、海と陸の現在・未来について地球規模で考える |
カンボジア | 現地の学校や孤児院を訪れることで、カンボジアが歩んだ歴史、文化を体感する |
シンガポール | 多民族多宗教社会に触れ、日本との文化の違いを体感するとともに、経済成長の理由を探求する |
※2024年度実績のため変更となる場合がございます
研修成果・受賞実績
東京都「プラスチックストローに代わるアイデア募集」
都知事賞(最優秀賞)受賞
キャンディストロー
東京都が行った「プラスチックストローに代わるアイデア募集」に本校の生徒が参加。環境問題の解決、味とデザインによる多目的化、お祭りでの利用といったエンタテイメント性などが評価され、小学生から大学の専門家などの幅広い層から寄せられた921作品の中から見事最優秀賞を都知事より直接受賞しました。
材料技術研究協会 主催「International Student Symposium」
ゴールド賞受賞
PCR法を用いたDNA解析による
ノロウィルスへの感受性の査定
次世代サイエンティストの育成を目的とする、材料技術研究 協会主催の「International Student Symposium」ポスター発表に本校の生徒が参加。さまざまな大学生も参加する中、一番の賞であるゴールド賞を本校の高校生が受賞しました。
全国高校生マイプロジェクトアワード2019
全国Summit出場
「ファッションの情熱大陸」
世界環境サミット2020
準グランプリ受賞
「質の高い教育ってなんだろう」
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Global Scientist Award “夢の翼”
協賛企業賞/名鉄観光サービス株式会社賞受賞「ノロウイルスの感受性と血液型の相関について」
協賛企業賞/西酒造株式会社賞受賞「キイロショウジョウバエの嗅覚における嗜好について」
TOPIC
夢教育があるから、郁文生は総合型選抜を始めとする様々な試験に強い!
その理由は「社会探究」や「NIE」、そして教科横断型の実践科目「論究科」などでの学びです。 郁文館の教育は「知識・情報を自ら得る」「深く考える」「社会と関わり行動する」ことに圧倒的な強みがあります。机上の学習で終わらせず、社会と関わる機会を豊富に持てる取り組みを行っています。それが、郁文生が強い理由です。