教育理念/理事長・校長メッセージ

郁文館を知る

PHILOSOPHY

郁文館夢学園の思い

郁文館夢学園は
ここで学ぶ一人一人の幸せのためだけに存在する

人は人として成長するために生まれてきた
大いなる夢を持ち その夢に向かい
一歩ずつ努力を重ねる道のりの中で 人として
より思いやり深く より誠実になっていくこと
そしてたくさんの人を愛し たくさんの人から愛され
あなたがいてよかったという
「ありがとう」を集めて生きていくことが
人の幸せと考える

私には夢がある

 ”いつの日か地球がひとつになること
  地球から悲しみの涙がなくなること
  地球に喜びの笑顔があふれること “

郁文館夢学園がその出発の地にならんことを願う

郁文館夢学園 理事長 渡邉 美樹
※渡邉理事長が120周年・新校舎竣工を機に石碑に記した郁文館への思いです

MISSION 教育理念

子どもたちの幸せのためだけに学校はある

VISION 教育目的

子どもたちに夢を持たせ 夢を追わせ 夢を叶えさせる

GOAL 夢教育のゴール

25歳、人生の主人公として輝いている人材を育てます

EQUATION 夢の方程式

遺伝(得意なこと)

×

意志(好きなこと)

×

(君が起こす奇跡)

×

(七つの約束)

PRINCIPLE 夢7原則
  1. 「どうしても叶えたい」夢を持つ
  2. 夢に日付けを入れる
  3. 勉強し、計画化する
  4. カラーでイメージする
  5. あきらめない
  6. 運を味方にする
  7. 夢を追うプロセスの中で、成長する
PROMISE 七つの約束

主人公として大いなる人生を 郁文生の誇りを忘れず
夢と希望を持ち 力強く歩き続けなさい

  1. 笑顔で元気よく挨拶せよ
  2. 約束を守れ嘘をつくな
  3. すべてに感謝せよ
  4. 自らの夢のために限界をこえた努力を継続せよ
  5. 損得ではなく善悪で判断せよ
  6. 他人の喜び悲しみを共有せよ
  7. 正しいと信じ決めたことは諦めず最後までやり遂げよ

MESSAGE FROM THE PRESIDENT 理事長・校長からのメッセージ

私の原点と言える大きな出来事がふたつ、小学5年生の時に起きました。ひとつは大好きだった母親が目の前で病気により亡くなってしまったこと。そしてもうひとつはその半年後に父親の会社経営が行き詰まり清算してしまったこと。10歳にして心の拠り所と生活の基盤の両方を一気に失ってしまいました。そしてその時に決意したことがあります。「将来、絶対に社長になって父の仇を取る。そして、天国の母親にも社長で活躍する姿を必ず見せてあげる」ということです。

ではそんな私がなぜ学校経営を志すようになったのか。そのきっかけとなった原体験は貧しさの中から家庭教師を掛け持ちし、教えることの喜びを知った中高生時代、そしてボランティア活動で養護施設を訪ねていた大学生時代に遡ります。
養護施設の子どもたちと触れあう中で、あることに気が付きました。孤児という同じ厳しい環境の中で育っても、ある子は道を踏み外して非行に走り、しかしある子は一生懸命勉強して夢を叶える。一体何が違うのかといえば、ただ一つ、出会った担任の先生の違いでした。何か問題が起きた時に「養護施設の子だから」と疎外する担任に出会うのか、「君の味方だよ」「君を信じているよ」と励まして、背中を押してくれる担任に出会うのか、「担任次第でこんなにもひとの人生が変わるのか、教育というものは何と素晴らしいのだろう」と確信し、いつか子どもたちの教育に関わる仕事がしたいと思い始めました。

そして24歳、外食産業で起業し、店を1つ増やしたら塾を1校ずつつくり、30校になったらそれを束ねて学校にしよう、自分の理想とする学校をつくろうと考えました。しかし、実際には外食産業を勝ち抜くには相当のパワーが必要で、学校経営の夢には日付を入れ直しました。その夢を現実のものとしたのが2003年、郁文館との出会いでした。
それと同時に経営者として、就職活動を通じて延べ10万人以上の大学生と関わり、日本の教育に強い危機感を抱いていました。なぜ就職するのか、その明確な問いを持って社会の扉を開き、ワクワクしながら社会人になろうとする若者の少なさに愕然としていました。一方では、大きな夢を抱き、学生時代からその実現に向けて日々努力し、その思いを胸に就職し、3年間着実に力を蓄えている者も2割ほどはいます。就職してからの3年間で、取り返しのつかぬほど大きな差が生じています。年齢で言うと「25歳」。夢の実現に向け、羽ばたきはじめることができるのが25歳であり、まさに人生のスタートラインに立てるかどうかの分岐点となります。
郁文館には、ここで学ぶすべての子どもたちを、そのスタートラインに立たせ、「人生の主人公として輝いている人材」を育てることを可能とする「夢教育」というシステムがあります。“子どもたちに夢を持たせ 夢を追わせ 夢を叶えさせる”ことを教育目的に掲げる本校の夢教育は、21世紀になり急速に変貌しつつある社会の変化に対応するために生まれたものです。

郁文館の夢教育が日本の教育のモデルとなり、人類社会の発展によりよい影響を与えていけるような存在になれるよう、現状に満足することなく、常に変化・挑戦を追い求めていく所存です。

郁文館夢学園 理事長 兼 校長

渡邉 美樹

郁文館の歩み(明治〜令和)

1850[明治]

明治22年(1889年)11月13日 東京市本郷区駒込蓬莱町28番地(現在地)に設立、私立郁文館と称える
創立者・初代校長棚橋一郎
明治25年(1892年)12月1日 私立尋常中学郁文館と改称

1900[大正]

大正2年(1913年)12月15日 私立郁文館中学校と改称
大正7年(1918年)4月1日 私立郁文館商業学校開校
昭和13年(1938年)11月12日 創立50周年記念式典を九段会館にて挙行
昭和19年(1944年)9月1日 商業学校の生徒募集を中止し、工業高校に転換
昭和20年(1945年)3月10日 戦災により鉄筋3階建校舎1棟を残し他全校舎焼失
昭和22年(1947年)4月1日 新学制により郁文館学園中等部と郁文館学園高等学校とに分離改称日

1950[昭和]

昭和26年(1951年)1月31日 私立学校法改正により「学校法人郁文館学園」と組織を改める
昭和29年(1954年)4月4日 商業学校を復活。中学校・高等学校・商業高等学校の3校併設完了
昭和63年(1988年)11月16日 創立100周年記念式典を日本武道館にて挙行
平成4年(1992年)12月18日 郁文館学園奈良原研修センター(志高館)竣工
平成5年(1993年)4月1日 郁文館商業高等学校を改称、郁文館国際高等学校開校

2000[平成]

平成15年(2003年)3月17日 理事長に渡邉美樹就任
平成15年(2003年)4月1日 夢教育開始
平成18年(2006年)4月1日 学校法人名を郁文館夢学園に改称
郁文館国際高等学校を郁文館グローバル高等学校に改称
平成21年(2009年)6月1日 1人1校1年間の留学制度スタート
平成22年(2010年)4月1日 共学化 新校舎完成
平成25年(2013年)1月1日 途上国の教育支援及び夢教育実践を目的にバングラデシュに姉妹校設立
平成27年(2015年)4月1日 郁文館中学校グローバルリーダー特進クラススタート
平成28年(2016年)4月1日 NIE、クロームブック導入
平成29年(2017年)4月1日 郁文館高等学校“e”特進クラススタート
平成30年(2018年)4月1日 高校生社長講座~起業塾~開講/中学校「お金科」スタート
郁文館グローバル高校にコース選択制を導入
(「Liberal Arts Track」「Global Science Track」)
奈良原研修センターを「鴻夢館」に改称
『SDGs教育日本一』を学園教育目標に設定
平成30年(2018年)9月1日 男子学生寮ドリームハウスを竣工・運営開始
平成31年(2019年)1月1日 近未来型教室フューチャーラボを竣工
平成31年(2019年)4月1日 『生徒の幸せ日本一』を学園教育目標に設定

2020[令和]

令和元年(2019年)11月13日 創立130周年記念祝賀会を帝国ホテルにて挙行
令和2年(2020年)4月1日 第10代中学校・高等学校・グローバル高等学校校長に渡邉美樹就任
ID学園高等学校(広域通信制・単位制)開校
令和2年(2020年)4月1日 教員力強化を目的に人材開発室を設置
令和3年(2021年)1月1日 デジタルキャンパス化構想(DX構想)を宣言
令和3年(2021年)4月1日 郁文館中学校に『世界人財』を育成するiP classを新設
令和4年(2022年)4月1日 郁文館高等学校にDDP「U.S.デュアルディプロマプログラム」正式導入
令和4年(2022年)4月1日 100%再生可能エネルギーでの学校運営を実現