レポート

REPORT

2014/08/06

  • 郁文館高等学校
  • 郁文館グローバル高等学校
  • 夢教育推進部

起業体験プロジェクト 「役職説明会」

 

7月14日()に高校1・2年生、グローバル高校1年生を対象とした起業体験役職説明会が行われました。

第一線で実際に働いていらっしゃるワタミ株式会社の方をお招きして、各役職別にお話を伺うことで、起業体験へのイメージがより一層クリアなものになった様子でした。

 

生徒たちの学び・感想をご紹介いたします。

 

【社長】

リーダーシップとマネジメントにおいて最も大切なことは、①使命感(何のために)、②当事者意識(事業のこと・お客様のこと・メンバーのことが頭から離れない状態)、③ゴールとインセンティブ(方向性が明確で、達成するとご褒美がある)です。特に、「ゴールとインセンティブ」はとても重要だと感じました。企業の進む方向性が分からなければ心を一つにすることはできないし、頑張った人が報われるという仕組みは企業を成長させるからです。

 

【副社長・広報】

効果的なマーケティングについてのお話でした。マーケティングの基本ステップは、①ターゲット(相手はどんな人か?)、②ニーズ(何を求められているのか?)、③提供価値(どのような価値を提供できるのか?)です。この①~③を詳細にイメージし、明確に定義することが、マーケティングを成功させる秘訣なのです。

 

【商品企画・仕入れ】

客層を増やし利用頻度を高めるためには、ターゲット・提供価値・コンセプトを明確にすることが重要だと学びました。「こんなお店があったら良いな」というストーリーを考えて、それをコンセプトにはめていくということが第一段階です。そこから、この店にしかないコト・モノを生み出して、新しい商品を生み出していきたいと思います。

 

【営業・販売・衛生】

「感動レベル」のお店になるためには、どんな工夫が必要なのか、というお話が印象的でした。ただ単に商品がおいしいだけでは、「感動」のレベルにはなりません。商品がタイミング良く提供される・店員が親切・笑顔があふれている・活気がある・礼儀正しい・店舗が清潔…など、「感動レベル」まで到達するために企業が努力すべき項目はいくつもあります。自分の大切な人がお店に来た時のことを想像して、自分たちにしかできないオリジナル店を創っていきたいです。

 

【会計】

会計は「信頼第一」です。経理判断・経理管理・税務申告・利害関係者への情報提供など、お金を扱うということは責任重大なのだということを学びました。数字を生かすも殺すも自分次第。会計の仕事を全うし、企業の成長のために分析・調整までできるように頑張ります。

 

どの教室でも生徒たちは前のめりになってお話を伺っており、メモ用紙いっぱいに学びを記入していました。

この学びを通して、生徒たちは起業体験をより現実社会に近いものに高め、取り組んでいきます。

 

 

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