レポート
REPORT
2024/03/30
- 郁文館高等学校
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- 高校生社長講座~起業塾~
【起業塾】働く人が得意なことを最大限に活かせる環境づくり!ショコラボの代表による直接講義!
郁文館には、東証プライム企業の経営者でもある本校の渡邉理事長を専属メンターとし、高校生起業家の輩出を目指す「起業塾」という特別講義を展開しています。
起業塾には、時代を先導する現役の企業経営者に直接講義を行っていただくプログラムがあります。今回はその一環として、国籍や年齢、障がいの有無に関係なく、皆が活き活きと働きながら、カカオ豆からのスイーツづくりを行う「ショコラボグループ(以下、ショコラボ)代表の伊藤紀幸さん」に特別講義を行っていただきましたので、その様子をご紹介いたします。
福祉のチョコレート専門工房であるショコラボグループを立ち上げた経緯や、障がい者雇用の現状、ショコラボの経緯についてまずはお話いただきました。
日本における障がい者の人口は国民のおよそ9%。その中でも、実際に働いている方々は障がい者全体の7%にも満たないといいます。
また、国が定める障がい者の法定雇用率はイタリアやフランスなどの諸外国と比べ約半分の比率であるなど、日本は障がい者雇用において圧倒的後進国になっているとお話されました。
ショコラボは、この課題点に着目し、国籍や年齢、障がいの有無に関係なく皆が活き活きと働ける“多様性のある職場づくり”を目標に、障がい者の工賃や雇用率のアップを実現されています。
夢あふれる生徒たちへ、伊藤さんは最後に以下のメッセージを贈りました。
「成功者は夢も具体的。“たら・れば”と抽象的にするのではなく、“ます”と言い切ることが重要です。」
「シチュエーションは人によって感じ方が異なる。自分の置かれている状況をポジティブに解釈するかネガティブに解釈するかで、その後の未来が変わります。」
講義が終わった後、伊藤さんの熱い思いに心動かされた生徒たちからはいくつか質問があがりました。
「毎日心掛けて行っていることは何ですか。」といった質問に対して、伊藤さんが実際に使用している手帳を見せていただく場面がありました。
生徒だけでなく、先生方も「こんな貴重なものを拝見できる機会はない。」と目を輝かせ、夢を実現するためのスケジュールの立て方についてのお話を聞きながら、必死にメモをとる姿がありました。
未来から逆算し、夢実現への計画を立てていけるよう、私たちは生徒に伴走していきます。
今後も起業塾の様子を特集していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
■伊藤 紀幸(いとう のりゆき)氏
・ 一般社団法人AOH 代表理事
・株式会社ショコラボ 代表取締役 会長
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