レポート

REPORT

2024/05/01

  • 郁文館高等学校
  • 高校生社長講座~起業塾~

渡邉理事長が直接講義を行う理事長講座「経営道」が開催されました

郁文館には渡邉理事長自ら講義を行う「理事長講座」があります。
4月23日に、4月に入学した郁文館高校1年生を対象とした第一回目の理事長講座が開催されました。

今回、「経営道」というテーマで理事長講座を開催した目的は2つあります。

1つ目は、郁文館高校1年生が全員が参加する「起業体験プログラム」に挑むにあたり、起業家精神を伝えるためです。
郁文館の文化祭“郁秋祭”で、生徒が株式会社の”社長”として数名の社員(生徒)とともに模擬店を出店するこのプログラムは、擬似的な会社ですが会社設立のプロセスを体験することで、社会の中で企業が果たす役割や責任について考えることができます。

2つ目は、東証プライム企業の経営者でもある渡邉理事長を専属メンターとし、高校生起業家の輩出を目指す「起業塾」という特別授業のファーストステップとして起業家に興味を持ってもらうためです。
郁文館高校・グローバル高校の希望者は参加することができ、ビジネスモデル立案講座や、現役の企業経営者による直接講義を受けることができます。

今回の理事長講座では、起業体験プログラムや起業塾に臨むにあたり、実際に起業を経験した渡邉理事長から「経営道」について学ぶことができました。

理事長は、起業するまでに経験したたくさんの出来事を生徒たちへ話しながら、「遺伝・環境・意志・偶然」という言葉を覚えてほしいと伝えました。
今の人生を歩むことができているのは、自分が生まれ(遺伝)、たくさんの苦労を経験し(環境)、外食産業で起業をすると決め(意志)、協力してくれる仲間と出会った(偶然)ことによるものだと話しました。

また、「起業家・経営者になるためには社員の未来を背負う覚悟をし、将来を見据えて常に行動を続けることが大事だ」というお話もありました。

講義中は、夢を刻む郁文館オリジナル手帳「夢手帳」に必死にメモを取る生徒の姿がありました。

理事長が生徒に「夢は何か」と問いかける場面がありました。
生徒からは「多くの人の記憶に残る作曲家になりたい」「剣道部の顧問として生徒を優勝させたい」「笑顔を与えられるCAになりたい」などのたくさんの夢があがりました。
理事長からは、「夢に日付をいれなさい。夢をカラーで描きなさい。例えば、教師になる夢を持っているのであれば、自分が数学を教えることで生徒みんなが数学を好きになるといったような奇跡を起こす瞬間まで考えてみてください。」とメッセージが贈られました。

講義終了後には、「高校生で“どうしても叶えたい夢”を見つけるにはどうしたらいいですか。」「恩師は誰ですか。」など多くの生徒から質問の手が挙がりました。

高校入学してまだ1か月ですが、3年間の学生生活は長いようであっという間に過ぎ去ってしまいます。
郁文館でたくさんの経験をし、自分だけの夢を見つけてほしいと思います。