郁文館中学校・高校・グローバル高校では、毎年「夢合宿」という体験型プログラムを実施します。
長野県東御市の標高1000メートル以上の大自然の中にある郁文館の研修センター鴻夢館に宿泊し、様々な体験を通して仲間と協力しながら生活することで “ホンモノの生きる力を養うこと” が目的です。

各学校にて特色が異なる夢合宿。今回は、“グローバル高校” の夢合宿の様子をお届けいたします。

グローバル高校の夢合宿は、海外留学中の2年生を除く1・3年生が合同で行う6泊7日のプログラムです。
1年生は劇やスピーチなど英語を使って協調性を育み、3年生は小論文や志望理由書対策など徹底した進路指導を行います。

昨年は、プレ留学と称した最初の2日間をAll Englishで過ごしましたが、今年の夢合宿では7日間の起床～就寝までのほとんどをAll Englishで過ごしました。

毎年1年生は、1人1校1年間の留学を終えた3年生から直接アドバイスをもらったり、流暢に英語を話す姿を見て、「留学へ行くまでにもっと英語を話せるようになりたい！」と、このプログラム中に積極性が高まります。

失敗を恐れずに英語でコミュニケーションをとるまでに生徒たちが成長する様子は、まさに「挑戦と成長」を追求するグローバル高校ならではの光景です。

夢合宿では、社会を生きていくために必要な協調性・人間力を養うため、英語での実践学習だけでなく、自然を体感できるイベントも多数用意しています。
生物多様性や森林の生態系について学ぶ森林体験や、食の安全・持続可能な社会の実現を考える有機農業体験、仲間と協力しながら集団生活を学ぶ野外調理など、都会では決してできない体験を通して、自然の偉大さや尊さを学びます。

後輩へアドバイスをする3年生はとてもたくましく、その先輩方に追いつこうと積極的に取り組む高校1年生は著しい成長が見られました。
夢合宿を終えた今、3年生は自分の目指す夢に向かって、1年生は2年次の1年間留学に向け、努力を続けています。

これからも彼らの成長を見守っていきます。

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