レポート

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2024/07/30

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【理事長・校長ブログより】1学期終業式

今回は、広報担当がお送りする理事長・校長ブログです。

7月20日(土)に2024年度1学期終業式が行われ、夏休みを迎える生徒たちに、渡邉理事長から下記のメッセージが送られました。

夏休みを迎える皆さんに「10000時間の考え方」「逆算の考え方」についてお話します。

郁文館には、3年間で10000時間夢に向かって努力をする “10000時間プロジェクト” というものがありますね。
このプロジェクトの目的は “努力の習慣化” です。

自分が目標から逆算して、「今日は〇ページまで勉強しよう」「英単語を△時間復習しよう」などと決め、一歩ずつ夢に近づくプロセスを習慣的に行ってください。
例えば、来年東京大学合格を目指す人は、3月の東大合格発表日に日付を入れ、合格するためには今日何の勉強をすべきかを逆算して計画を立てます。

有限な時間を意識して過ごした人とそうでない人には大きな差がつきます。みなさんもこれを忘れずに夏休みを過ごしてください。

論語の「人、遠き慮りなければ、必ず近き憂いあり」という言葉をあなたたちに送ります。


(直訳)
遠い将来のことまで考えずに目先のことばかり考えていると、近いうちに必ず困ったことが起こる。


行き当たりばったりの人生を過ごすと、あっという間に人生は終わってしまいます。
この論語にある通り、計画を立てて一歩一歩着実に歩を進める人生を歩んでほしいと思います。

また、江戸時代末期に活躍した教育者である吉田松陰はこのような言葉を残しています。

「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」
「一日一字を記さば、一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」

つまり、毎日の時間が大事だということです。

これから皆さんは夏休みを迎えます。きちんと目標設定をして、自分を律しながら有意義に過ごしてほしいと思います。
2学期の始業式でお会いしましょう。

理事長兼校長 渡邉美樹