レポート
REPORT
2016/02/02
- 郁文館中学校
- 郁文館高等学校
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- 進路指導部
高校・グローバル高校3年生 「理事長講座」
1月中旬に、高校・グローバル高校3年生に対する理事長講座が行われました。テーマは、「夢に向かう君たちへ」でした。卒業を控えた生徒たちに、卒業後、どのような思いを持って生きていくことが大切なのか、お話いただきました。
また、受験を直前に控えた子どもたちに対して、激励の言葉をいただきました。子どもたちからの質問も相次ぎ、予定時間を過ぎても終わらない、とても充実した時間となりました。
生徒たちにとっては在学中、最後の理事長講座となりました。
これからの生きていく社会の「3つの前提」と「4つの考え方」についてお話していただきました。
「3つの前提」
前提①:人の流動化
外国人労働者との競争に勝たなくてはならない。
前提②:仕事のロボット化
ロボットにはできない、あなたにしかできない仕事をしなさい。
前提③:自分のことは自分で守らなければならない。
他の誰かを頼ってはいけない。
理事長先生の語られた「3つの前提」はどれも厳しい現実でした。生徒たちは真剣な表情でメモを取りながら、聴講していました。
「4つの考え方」
考え方①:好きなこと・得意なことをトコトンする。
好きなことは苦労せずに努力を継続することができる。
考え方②:大学・専門学校卒業時、ワクワクできるか。
主人公として人生を歩むことができる、そのためにはしっかりとした準備が必要。
考え方③:欲を持て!
ハングリーさを持つことが必要だ。
考え方④:仕事は自己実現の手段である。
仕事は「時間」と「お金」のやり取りという関係性ではない。思いをカタチにするための手段だ。働くとは自分自身と社会を結びつける行為である。
大学・専門学校への入学はゴールではなく、幸せな人生を歩んでいくためのスタート・ラインであること。5年後、10年後は非常に厳しい現実が間違いなく訪れる。だからこそ、そんな厳しい社会を「人生の主人公」として生き抜いていくために卒業後、それぞれの進学先でしっかりとした準備をする必要があると、厳しくも温かいお話をしていただきました。
子どもたちは「幸せな人生」のスタート・ラインに立つべく、それぞれの第一志望合格に向けて更に努力を重ねていきます。