レポート
REPORT
2024/10/25
- 郁文館中学校
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【卒業生による夢達人ライヴ】関口メンディー先輩による魂の授業を開催しました!
各業界の第一線で活躍する「達人」から仕事・職業観を学ぶ「夢達人ライヴ」は、歌手、スポーツ選手、宇宙飛行士、医者、弁護士などの多種多様な職業の方々に、人生や夢について生徒たちに熱く語りかけていただく郁文館独自のプログラムです。仕事・職業に関する知識を深めることで、生徒が自分の可能性を広げることができ、夢に対するモチベーション向上につながることを目的としています。
今回は、本校の卒業生であり、ダンサー / 俳優として現在も第一線で活躍されている関口メンディー先輩に登壇いただきした。メンディー先輩は、ダンスボーカルグループのメンバーとして活躍後、現在は独立し、ドラマ・映画・バラエティ番組への出演など幅広く活動されています。
郁文館で夢教育を受け、それを実践し夢を叶えた、まさに「夢達人」であるメンディー先輩から直接話を聞けると聞いた生徒たちは、「待ちきれない!」と言わんばかりに目を輝かせていました。
生徒たちからの大歓声で迎えられたメンディー先輩は、「人生を楽しむ達人」になるために大事なことを教えてくれました。
メンディー先輩が夢を叶えるためにまず大事にしていることは「選択肢を増やす」「見方を変える」ことだと言います。
例えば「13個のみかんを3人で分けるにはどうすればいいか?」という問いです。「1人4個ずつ分け、余った1個はじゃんけんする」と答えた生徒が多い中、「ジュースにすることで等分できる」「余ったみかんから種を取り出して植える」など、見方を変えることで様々な答えを見いだせることを提示してくれました。
決断をしなければならない瞬間が人生には様々あります。メンディー先輩は自分の可能性をつぶさないよう、様々な選択肢から自分の未来を考えることのできる人間でいることを心掛けていると生徒たちに伝えました。
次に、夢を叶えるために必要な心構えとして郁文館で掲げる “夢7原則” にもある通り、「運を味方にする」ことも大事だと教えてくれました。メンディー先輩は、「運は自分ではなく周りの人が持っているもの。だから周りへの気遣いを忘れずに優しくいれるよう常に心掛けている。」と言います。
郁文館高校の野球部に所属していた時に試合に勝てなかったエピソードを挙げ、「今は周りへの感謝を胸に、舞台に立っていられることが幸せだと考えている。」と話し、「運がいいことに気がつくかどうか」で物事の考え方が大きく変わることを生徒たちに伝えました。
この考えは、運を味方にするために郁文館が大切にしている行動指針 “七つの約束” に通じるものがあります。本校出身のメンディー先輩ならではの考えであり、夢に向かって努力をする生徒たちにとっても身近な話に聞こえたようで、うんうんと頷きながらメモを取る姿がありました。
そして、夢が叶ったら「夢の見方を変えること」も大事だと言います。
メンディー先輩はEXILEのメンバーになるという夢を達成したあとも、次の目標に向け自分が何をしたいのかを視覚化するために、やりたいことを紙に書き出していったそうです。
また、今は夢が見つかっていない人へは、「どんな仕事も、詳しく知らないとなりたいと思えない。だから行動範囲を広げることで、いろいろなものに詳しくなることが夢への第一歩だ。」と教えてくれました。
最後にメンディー先輩から、「人生を楽しむ達人」としての極意を教えてもらいました。人生を楽しむためには「主人公としての人生を生きる」ことだと言います。
「自分が映画の主人公になっているつもりで人生を生きることで、自分と向き合い続けることができる。そうすることで、だんだんと自分を客観視できるようになり、結果的に自分自身の人生を楽しむことができるようになった。」と話しました。
講義終了後、生徒たちからはたくさんの手が挙がりました。郁文館の先輩として、七つの約束や夢7原則を実践しているメンディー先輩に多くのことを学ぶことができ、生徒たちは夢に向かって歩むヒントをつかむことができたでしょう。
これからもメンディー先輩の活躍を郁文館一同応援しています。