レポート
REPORT
2016/09/09
- 郁文館中学校
- 国際交流センター
- 入試広報室
中学3年生 ニュージーランド2週間研修
8月27日(土)~9月9日(金)の日程で、中学3年生のニュージーランド2週間研修が実施されています。成田空港に集合した生徒達のみならず、保護者の皆様も期待と不安の入り交じった表情。成田を出発し、翌朝にはオークランドに到着、そこから国内線に乗り換えてウェリントンに入りました。オークランドで入国審査の列に並ぶ生徒達は、「どうしよう。何を聞かれるんだろう。」と緊張気味でしたが、皆が難なくクリア。税関を抜けて、国内線に乗り換えました。ウェリントンでは留学中の注意事項をもう一度整理し、いよいよホストファミリーと面会。どのホストファミリーも優しそうな方ばかり。皆しっかりと挨拶し、各家庭へと向かいました。
8月29日(月)は、いよいよ初登校日。ニュージーランドでは、どの学校にも留学生対応の専門部署が設置されており、多くの国から留学生を受け入れているため、いろいろな生徒への対応にも慣れています。登校後は、留学生担当者と面会し、それぞれのバディとともに授業に参加しました。生徒達は皆、「バディも先生も何を言っているのか全く聞き取れない。」と困惑気味ながらも、しっかりと授業に参加できました。ここからどうコミュニケーションを取っていくかが、海外研修の意義。生徒達の成長に期待します。
8月30日(火)はアクティビティーの日です。2日間のストレスや不安を払拭すべく、皆で集まってボランティア活動に参加しました。活動前には、ウェリントン市内の見所を簡単に歩いて巡りました。
シティウォーク中もボランティア活動中も、生徒達の会話は弾み、元気一杯。不安やストレスを生徒同士で共有でき、また、頑張っている仲間から刺激を受けたようです。解散時には、「あ~あ、これから一週間日本語を話せないのかぁ~。」と名残惜しそうにしつつも、やっていける自信と、やっていくしかない覚悟ができた表情に変わっていました。
今週の登校を通して、バディ生徒との関係も強くなってきたようです。会話も確実に増え、こちらの生活リズムにも慣れてきたのでしょう。表情や発言にも自信がうかがえるようになりました。ホストファミリーとどう過ごしたのでしょう。残り1週間の充実した研修につながるような週末を過ごしていることを期待します。