高校2年生対象にレジリエンスプログラム「逆境に負けない力“レジリエンス”を育てよう」をスクールカウンセラー鈴木が講師となって実施しました。

授業の主なねらいは、1日目は、「レジリエンス」は学習して身につけることができるスキルであると理解し、何か困難やストレスな出来事があったときに、どのようにネガティブな悪循環から脱するかを知り、意図的にそのスキルを使えることを理解することでした。2日目は、自分自身の物事の捉え方を7羽のオウムにたとえ、オウムの言葉を変えることで、物事の捉え方を変える方法を学ぶことをねらいとしました。

生徒に実施した事後アンケートでは、いずれの授業も99％の生徒が研修会の内容に興味を持ち、研修会は役に立ったと捉えていることがわかりました。

ふりかえりシートの自由記述欄には、「自分にも当てはまる事がたくさんあった。自分を客観的に見つめることができた」「レジリエンスという言葉は聞いたことがなかったが、今日でその言葉の意味がわかった、これからの生活に役立てたい」「自分の中の自分を知る良い機会になった」「ストレスが溜まった時に、どういう対処法があって、どれほど効果的なのか、というのを学んで、人に当たってしまわないで自分でうまくストレスを発散させる方法を学べて良かった」「ちょうど今不安なこととか心配なことがあって、ネガティブになっていたけど、この授業のおかげで少し冷静になることができた」といった意見が得られました。