レポート
REPORT
2016/11/04
- 郁文館中学校
- 夢教育推進部
- 生徒指導部
- 入試広報室
中学3年生 理事長講座 「高校進学への心構え」
10月26日(水)に中学3年を対象とした理事長講座を開講しました。2学期の中間考査も終わり、中学3年生は、いよいよ高校進学へ向けて進路選択をしていく時期になります。「何のために高校へ進学するのか」という目的意識、将来に向けて有意義な高校生活にするための心構えなどを、理事長先生にご講義頂きました。
理事長先生は先ず、ご自身が中学生だった頃の生活について触れられ、自分はどのような目的意識をもって高校進学をしたのかをお話しされました。そして、「君たちは何のために高校へ行くの?」と生徒に問いかけられました。何名かの目的意識を確認された後、「どうしてもやりたいということを見つけなさい。そしてそれを毎日3時間やり続けなさい。」とお話しになりました。「たとえ見つからなくても、見つけようと意識することが大切だ。どうしてもやりたいことなら、どんなに大変でもやり続けられる。それが奇蹟を起こす3時間だ。」と、夢を持つことの大切さをお話しになりました。
ちょうどこの日、カンボジアの孤児院からナウ・スレイノーイさんが本校を訪問していました。彼女が夢を持ち、実現に向けてどのように努力しているのかを紹介されたあと、夢達成に必要なことについてお話しされました。生徒達は、それらのことをしっかりと手帳に書き込んでいました。
講座の最後には、質疑応答の時間がありました。生徒からは、夢に関することから国際関係に関するものまで様々な質問が飛びだし、理事長先生は一つ一つの質問に丁寧に答えて下さいました。
この講座を通して、生徒たちは「何のために高校に行くのか」という高校進学の目的を改めて考えることができたと思います。この意識を忘れず、充実した高校生活につなげていってくれることでしょう。
最後に生徒の感想を簡単に紹介します。
・一番心に残った言葉は「どんなに辛いことがあってもそれは自分にとって一番良いこと。起きたことはすべてが最善」というものです。 諦めるのではなく、切り替え、前に進む心が大切だということがわかりました。
・夢は、叶えることではなく追いかけることが楽しいのだと気づき、人生が少し明るく考えられるようになりました。
・一流になるためにはもっとたくさんのことを学んでたくさんの経験をすべきだということがわかった。だからこそ色々なことが経験できる郁文館高校にあらためて入りたいと思った。
・自分はネガティブでいろいろと落ち込むタイプですが、そのことをいいことだと思い、ポジティブに行こうと思いました。この講座はとてもためになりました。
・「前にある壁を乗り越えるためには気持ちが大切」だということを改めて学びました。
・高校になぜ行くのかをあまり深く考えたことがなかったので、深く考えさせられました。僕が高校に行く理由は自分の夢を実現させるために、今よりももっとたくさんの知識を得るためです。
・「努力している者に運が味方する」ということが特に印象に残りました。
・今まで夢についてあまり考えたことがなかったのでとてもいい機会になりました。私も高校生活を充実できるように頑張りたいです。
・進学のためのとても有意義な時間になった。挨拶や服装など細かいところを確認して行きたい。