レポート

REPORT

2017/11/20

  • 郁文館グローバル高等学校
  • 学校教育相談室

グローバル高校1年生 レジリエンス教育 活動報告

夢合宿でスクールカウンセラー鈴木が実施したグローバル高校1年生対象のレジリエンス教育について報告いたします。

1年生は7月の特別授業の期間からレジリエンスの授業をしています。今回は、その続きとなる「レジリエンスを更に高める~オウム君の再訓練とポジティブオウム君」というプログラムでした。授業の主な狙いは,つい自分がやってしまいがちなネガティブな捉え方について振り返り、それをポジティブな捉え方に変換する練習を行うことでした。ポジティブな捉え方を「オウム」にたとえて、自分だけの「ポジティブオウム君」を描くワークも行いました。

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生徒に実施した事後アンケートでは、95%以上の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」「授業を理解できた」と答えました。

自由記述欄では、「今回までのレジリエンスの授業を通して、ネガティブな事でも自分(オウム)の捉え方次第でポジティブに前向きなものに変えられる事を学ぶことができた」「来年からの留学では、途中でネガティブにはまることが何度もあると思う。留学中にも活用したい」「考えてみると私自身何度もネガティブ沼にはまったことがあり、脱出の仕方もわからずにいた。今回知ることができてとても嬉しかった」「普通に生活していたら振り返らないような感情や行動に気づけた」といった感想がありました。自分自身をふりかえり、自己理解が深まったこと、生徒達にとってこれからの留学に活かせる内容であったことがわかりました。レジリエンスの授業で身につけた知識を活かして、充実した留学になることを願っています。