レポート
REPORT
2020/12/08
- 夢教育推進部
本学園 広域通信制・単位制 ID学園高校 初の集中スクーリングを実施しました
郁文館夢学園の広域通信制・単位制高校「ID学園高校」(今年度4月開校)では、初の集中スクーリングを行いました。
集中スクーリングは約1週間行われ、期間中は通学型の生徒だけでなく、普段オンラインで学習しているフレックスコースの生徒も通学し、各生徒が必要な科目を受講します。座学の講義だけでなく、普段なかなかできない体育や調理実習、コミュニケーション力や協同力を培う総合学習など、スクーリングならではの科目も開講しました。
初日は体育の授業。初めて会う仲間の姿に最初は緊張している様子の生徒たちでしたがバドミントンやバスケットボールのチーム対抗戦などを通して、身体がほぐれるとともに、生徒の緊張も少しずつほぐれ笑顔が出始めました。
(※運動時のマスク着用による身体へのリスクを考慮し、体育の授業では一部マスクを外しております)
ID学園の校長である古澤先生が実際に教鞭に立つ「科学と人間生活」の授業。
物体の三態について、実験や制作を通じて学びました。普段なかなかできない物作りの楽しさに生徒も喜んでおりました。
座学の授業も連日充実しており、「内容が面白く、世界史に興味を持つようになった」
「苦手な数学が、理解できるようになった」「日本史の授業が印象的で充実していた」などと嬉しい感想をもらいました。
総合学習では「5年後の自分をデザインしよう!」というテーマの元、自己探求を深めキャリアデザインを目的としながらも、グループディスカッションを通じてコミュニケーション力や協働力を学びました。
最終日は郁文館夢学園の周辺を散策する特別授業。根津神社や東京大学の赤門などをグループで探索しました。当日は天候も良く、自然に触れながらコミュニケーションスキルを上げる学びとなり、「たくさん歩いて疲れたけど、それを上回る以上に楽しい」と生徒も満足した様子でした。
スクーリングを通して、生徒からは
「最初は不安しかなかったですが、話す友達も出来てとても嬉しかったです。」
「先生方が様々な工夫と配慮をしてくださったので、楽しみながら充実したスクーリングを受けることができました。」
「様々な活動を通して人と話し、自らを見つめ直す。人生の最高の思い出の一つになると思います。」
などといった感想が寄せられました。
生徒の保護者からも「学校での出来事を止むことなく嬉しそうに話す娘の姿に感動しました。始まる前は、あまり乗り気ではなかったようですが、先生たちの温かい受け入れ態勢、そして気の合う友人もできたようで本当に感謝しています。」というお声もいただきました。
<その他の内容も充実!スクーリングダイジェスト>
(写真上段左から 郁文館夢学園書道部の顧問も務める副校長が指導する書道、家庭科ではカップケーキ作りの調理実習、面白いと評判の世界史。下段左から 洋楽で学ぶコミュニケーション英語、数学の美しさを伝える数学、ためになったと評判の国語総合などなど、内容盛りだくさんでした。)
人が人を育てる―。
ID学園は「一人ひとりの個性を尊重し、その一つひとつの夢に伴走する学校」を目指し、
これからも生徒がのびのびと学習できる場を提供してまいります。