レポート

REPORT

2021/01/19

  • SDGs教育
  • 夢教育推進部

人間力を養う全校合同イベント「夢week」を実施しました

今年はコロナウィルスの影響により、例年本学園が保有する長野県の専用研修施設「鴻夢館」で開催している「夢合宿」を学校内で行う内容に変更し、名称も「夢Week」と改名して実施いたしました。

例年通りの夢合宿は行えないですが、少しでも生徒たちに体感型夢教育を体験して欲しいと、テーマを学校毎、学年毎で設定して、限られた時間・場所でも有意義なプログラムを教職員一丸となってプログラムを考案しました。

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開校式では「夢Week」についての全体説明および、生徒たちに意識して行動してほしい共通目標について確認しました。
・挨拶はいつもの倍の元気でする
・学校全体で校舎をきれいにする
・郁文生としての誇りを持つ

「夢week」で実施した主なプログラムをご紹介します。

本校の特徴でもある「英語」では、「イングリッシュシャワー」を実施しました。
ネイティブの講師を招きオールイングリッシュでゲームなどを行いました。本物の英語に触れることができ、GL特進クラスではネイティブ教員主導の下、洋画のワンシーンを再現する活動なども行われました。
セリフが英語のため難しいようでしたが、生徒たちはジェスチャーを大きくするなど様々な工夫をしていました。

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次は「EQプログラム」。
「EQ」は、こころの知能指数と表現され、社会生活を送る上で大切な能力です。
外部のEQ教育トレーナーから事前に研修を受けた教員が進行します。

アクティビティーの一つである「ペーパータワー」では、限られた時間内に、紙とセロハンテープのみでいかに高い塔を作れるか、を競います。
その過程で子どもたちの間には「紙を筒状に丸める生徒」、「素早く次々とセロハンテープを切っていく生徒」、「残り時間をチェックしながら進捗管理をする生徒」などが自然と現れ始めます。
このような活動を通じて「様々な協調性のカタチ」を学びました。

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心理教育ではいじめの予防について、各担任が指導をしました。生徒が自分ごととしてとらえられるよう、具体的な事例を多々扱いました。
どの生徒も真剣に受け止め、どのようにしていじめの「傍観者」から抜け出すかを考えられました。

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農林業レクチャーでは、本来、夢合宿を行う鴻夢館のある長野県東御市の農場で採れる野菜の話を中心に日本の農業について学びました。
農林業クイズでは大いに盛り上がり、積極的に学習に参加することがでました。

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生徒たちにとっては一番楽しいプログラム「スポーツ大会」。
夢W E E Kの開催決定から実行委員を募り、実行委員を中心にプログラムを考えていった生徒によるスポーツ大会です。
サッカー・バスケットボール・ドッチボール・選抜リレーと滞りなくプログラムは進んでいきました。天候にも恵まれ、青い空のした笑顔が溢れ、楽しそうに競技をそれぞれが参加しました。勝ち負けよりも大切なものを学ぶことができました。
実行委員の皆へ、協力してくれたクラスの皆へ、全力で楽しめた学年の皆へと感謝と絆が生まれました。

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最後には閉校式です。
1週間の学びを振り返る時間でした。

開校式の時に共有した目標は達成できたかどうか?「夢week」の期間で良かったこと、もっとできたことは何か?クラスメートと自分の関係はどう変われたか?・・・振り返りながら、真剣な意見を発表する子どもたちを見ていると、既に6日前の彼らとはどこか別人のようにも思えました。

実際に生徒たちが自ら進んで挨拶できるようになり、ゴミを積極的に拾う姿が見られました。短い期間で校内という限定された場所ではありましたが、教職員の教育にかける思いと生徒たちの素直な心が掛け合わさることで、生徒たちの成長した姿を見ることができました。


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全国でコロナウィルスの影響により、様々な行事等が縮小されている中、学校行事も影響が出ております。
しかし、教職員一同最大限に想像力を働かせて、今の状況でも生徒たちに提供できるイベントを今後も企画・実施して参ります。