レポート
REPORT
2021/06/19
- ID学園高等学校
【 ID学園高等学校】日本の文化を学ぶ特別活動を実施
普段の授業とひと味違う、土曜日に行われた「第一回特別活動」。
今回は「日本文化講座」として、竹田礼法きもの学院の竹田久美子先生による「手ぬぐい染め体験」と、
本校の渋谷先生による「ティッシュケース作り」を行いました。
冒頭では竹田先生から、挨拶や礼儀の基本作法を教えていただく時間も行われました。
「これからの人生で、どんどん自分の個性を出す際にも基本を知ったうえで、
主張ができるようになれると相手への伝わり方も変わってくるので応用力をつけていきましょう」とお話しいただきました。
手ぬぐい染めでは、真っ白な布をゴムや割りばしで縛って染料に浸け、
各々の「オリジナル手ぬぐい」を創り上げていきます。
出来上がりをイメージしながらの作業は意外と想像力を使いながらの作業です。
染めた手ぬぐいを広げるたび予想外の出来あがりに、生徒から「お~」の歓声があがる盛り上がりです。
中にはコロナ禍で会えないおばあちゃんへの贈り物にするために、製作に取り組んでいる生徒もいました。(感動しちゃいます)
作業の合間には竹田先生と助手の先生から着物の色と日本の文化についてのお話もたくさん聞かせていただきました。
「昔、夜は藍の着物を着ていました。なぜか分かりますか?それは虫が藍を嫌うからなんです。このように着物の色や使う素材には、すべて意味があります。背景や歴史を知ることはとても楽しいし大切ですよね。」
ティッシュ作りでは、普段あまり使うことがない糸と針を使って挑戦。
2枚の布をマチ針でとめるところから苦戦する生徒もいました。その後も、針に糸を通して、縫って・・・・と、
いろんな作業に取り組み、なんとかチクチクと縫い物を進めていきました。
なかなかみんな手こずる中、順調に作品を完成させた生徒も!すごい!
染物や縫物、普段とは違う授業でしたが心身ともに日本文化にふれて、気分リフレッシュとともに成長する機会となりました。
ID学園の特別活動、これからも様々なことに挑戦します。楽しみにしていてください!