レポート
REPORT
2021/09/11
- 郁文館グローバル高等学校
- 社会探究・協働ゼミ
グローバルサイエンストラック STEAM教育活動の近況①
郁文館グローバル高校のコースのひとつである、Global Science Track(グローバルサイエンストラック)=GSTでは、テクノロジーが劇的に変化する中、豊かな社会の実現を目指し、科学と人間のあるべき姿の構築を追究できる「グローバルマインド+理数的問題発見・解決力」を持った国際人を育成することを目的としています。
その教育活動のひとつである、「STEAM教育」の活動をご紹介します。
【郁文館のSTEAM教育】
STEAMとは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語です。
5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念で、「知る(探究)」 と「つくる(創造)」のサイクルを生み出す、分野横断的な学びを実施しています。
〇英語理解(科学と英語)の時間 「豚の眼球解剖実験」
豚の目について英語で説明を行い、その後、実際に豚の目を解剖して実物を確認しました。英語で説明を聞き、海外の実践的な技術を習得することは、二年次に留学を成功させるために必要な事柄です。GS一期生(卒業生)もかけ付けてくれ、実験のお手伝いをしてくれました。先輩から良い刺激を与えてもらえるこの恵まれた環境が、グローバル高校の強みです。
〇ロイロノートを活用した授業
今年度より、新一年生にはiPadを導入しました。
グローバル高校1年生はロイロノートというアプリも活用することで、授業中に各生徒が書いたノートをその場で共有することができるようになりました。
つまり、板書している時間が削減でき、別解もすぐに共有することができるのです。
生徒が間違え易い箇所もその場で共有することができるため、ICT機器の活用は授業内容の理解に役立ちます。
グローバル高校は、これからも「グローバル教育日本一」を目指して、様々な取り組みに挑戦していきます。