レポート

REPORT

2021/12/14

  • 郁文館高等学校
  • 夢教育推進部

高校1年生理事長講座 「夢達成のための進路選択」

高校1年生を対象に理事長講座が行われました。今回は「夢達成のための進路選択」と題して、進路選択に必要な心構えについて話がなされました。

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本題の前にまず、先に行われた衆議院議員総選挙についての話から始まりました。
日頃からニュースにアンテナを立てることで、様々な社会問題を自分ごと化する狙いがあります。また、大変な世の中ではあるものの、しっかりと将来を見据えて自らの進路を考えられる生徒に育ってほしいという願いが込められています。

郁文館では高校2年から文系、理系に分かれて学習をします。そのため、高校1年生のこの時期に文理選択をする必要があります。渡邉理事長・校長はまず、文理選択において一番重要なのは、将来なりたい姿から逆算して決定することだということを生徒たちに伝えました。
好きなこと、得意なこと、将来やりたいことの3つを考えたうえで文理選択をする必要があるということです。
郁文館では、夢の方程式として「遺伝(得意なこと)✖意志(好きなこと)✖夢(君が起こす奇跡)✖運(七つの約束)」を掲げています。得意なことで好きなことは、神様から送られたDNAが備わっており(得意)、かつ努力が苦にならない(好き)からです。

また、ただ単に将来なりたい職業を考えるのではなく、その職業を通して実現したい世界観や、自らがどのように生きていきたいのかなどをイメージをすることも大切です。

次に、将来の日本に対して危機感を持つことが大切だという話がなされました。
現在の高校生が社会に出て活躍する頃には、少子高齢化による労働人口の減少、それに伴う移民政策、そしてAIの台頭などで日本人以外の方々と仕事を奪い合うと言われています。
しかし、このような転換の時代だからこそ、常に向上心を持ち進歩を続け、個々が力をつけなくてはならないとメッセージが送られました。
会社が倒産しても、グローバル企業が押し寄せてきても、日本が財政破綻しても、どのような状況でも社会で必要とされる一流の人材になって欲しいという思いを込めて生徒たちに話されました。

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最後の質疑応答では、「労働力がAIに代わる時代に、理事長が経営する会社はどれくらい対応しているのか」など鋭い質問も出て、理事長も話す内容に熱が入っていました。
今回の理事長講座により生徒が幅広い進路選択をし、新時代に対しての考えを深めていくことを願っています。