レポート
REPORT
2022/03/09
- 夢教育推進部
郁文館の研修施設 『鴻夢館』をご紹介します
郁文館の特徴的な行事のひとつである「夢合宿」。
正しい生活習慣を身に付け、良い人格を形成する、ことを目的として5泊6日~10泊11日で学年毎に行います。
今回は郁文館が誇る研修施設で、夢合宿の舞台となる『鴻夢館』を取材時に夢合宿を行っていた中学3年生の様子とあわせてご紹介します。
※コロナウィルス感染拡大前に実施した夢合宿レポートです
鴻夢館は長野県東御市の標高約1,100メートル地点という大自然の中にあります。
もちろん、郁文館夢学園の生徒専用の施設です。
それでは、入口からご案内します。
正面階段はとても開放的な造りとなっています。
2階に上がると入口が見えてきます。さあ、入館です。
とても広くて明るい入口ロビーです。
入ってロビーを左に行くと・・・
職員室があります。学校と同じです。
当日は中学3年生の夢合宿、真っ只中でした。職員室にはもちろん中学3年生の先生方がいます。
ロビーの奥は吹き抜けになっており、
吹き抜けの下は食堂になっています。
食事以外の時間は自習スペースとしても利用できます。
ロビーから奥の棟に進みます。まず、最初にあるのが講堂です。
200人が座れる広いスぺースがあります。
取材当日はこの講堂で、中学3年生が卒業論文のプレゼン練習を行っていました。
10月5日、6日の郁秋祭での発表に向けての練習です。
発表後は、プレゼンを後ろで聞いている先生方全員にフィードバックをもらっていました。
講堂の奥へ進みます。途中の通路には書道部の生徒の作品が展示されています。
次は研修室です。
全部で6教室あります。
夢合宿中、この研修室では学校と同様に授業が行われています。
隣の研修室は別のクラスが授業中です。
学校とはまた違った環境下で集中力が増すようです。
長机を複数人で使用するため、隣同士フォローしあうことも出来ます。
さあ次は、合宿といえば「宿泊棟」です。
とても心地よい光が差し込みます。
使用中の部屋にお邪魔してみましょう。
繰り返しになりますが「使用中の部屋」です。決して撮影用に整えたのではありません。
夢合宿の目的である、
「正しい生活習慣を身に付け、良い人格を形成する」ために、担任より生活面でも細かい指導が行われます。
もちろん洗濯も自ら行います。
施設内のゴミ分別も徹底しています。
でも・・・。厳しいだけではありません。
生徒が快適に過ごせるよう、思いっきりリラックスできる場所も用意しています。
人気の素足のコーナーです。みんなここでゴロゴロしているようです。
また、思いっきり勉強したい生徒のために、宿泊棟の近くに自習スペースもあります。
宿泊棟の次は大浴場をご案内します。
脱衣場はきれいに清掃されていました。これも生徒達が交代で行っています。
広い!
生徒に大好評の大浴場です。
大浴場の隣にはランドリーがあります。ここで自分で洗濯をします。
こちらは主に女子が宿泊する別館です。
入口の吹き抜け下にある食堂に戻ります。
専用の調理場も完備しています。
取材当日の献立です。カロリーもしっかりと計算されメニューが組み立てられています。
長期間の合宿です。アレルギーを持っている生徒への対応も万全です。
食堂前にある手洗い場です。ここで手を洗わないと食堂に入れない導線となっています。
全員がそろってから合掌し、食事を始めます。
もちろん、おかわり自由です。当日は男子の長蛇の列が出来ていました。
食事を終えた生徒が集う憩いの場、中庭を見てみましょう。
中庭の奥の建物に何やら球体が見えます。
なんと!、天体観測が出来る設備が鴻夢館にはあります。
標高1,100メートル。天体観測にはベストポジションです。
そして、鴻夢館自慢の天体望遠鏡がこれです!
長野県でも5本の指に入る規模の天体望遠鏡です。
操作はコンピューター制御されています。
合宿のプログラムとして夜に星空観察会を開催しています。
施設の外に出てみましょう。研修施設横のグラウンドです。奥に何かが見えます。
これは合宿プログラムのEQチャレンジに使用するアスレチック施設です。
仲間と協力し上まで登ります。(その他、様々な使用の方法があります)
グラウンドには野外調理が出来る設備も整っています。
グラウンドを出て、研修施設の周りを歩いてみます。
改めて大自然の中に滞在していると感じることが出来ます。
テニス場が見えてきました。これも鴻夢館の施設です。
テニス場は建物の前にあります。
このテニス場では朝、ラジオ体操が行われます。
ここから1日がスタートです。
このような環境で生徒達は5泊6日~10泊11日の夢合宿を過ごしています。
鴻夢館のご案内は以上となります。
子どもたちの幸せのためだけにあるこの研修施設、いかがだったでしょうか。