レポート
REPORT
2022/06/04
- 郁文館グローバル高等学校
真のグローバル人材を育成!グローバル高校「日本文化講座」授業スタート!
郁文館グローバル高校は、複雑・多様化する社会に順応できるように、授業を通じて生徒自身が探究心や柔軟な思考力・判断力が得られるようなカリキュラムを提供し、これからのグローバル社会において逞しく活躍できる”真のグローバル力育成”を目指しています。
語学力を磨き、異文化を理解する事も大切ですが、自国である『日本』や『自分自身』に関して理解してこそ、真の国際・異文化交流は成り立つとの考えの元、まずは自国の文化を知るために、グローバル高校1年生に向けて、竹田礼法きもの学院の竹田久美子先生による、
「敬語」や「マナー」に関しての講座がありました。
最初は5月にちなんで、
「菖蒲湯は入ったことある?」「どうして菖蒲湯に入ると思う?」など
文化の背景にある『理由』を考える事から始まりました。
次に『伝統文化教室ハンドブック』を使いながら、
相手に応じた話し方をする事が大切であり、両親や年上の方に敬意を示す事は勿論の事、
「敬語」=他者を尊敬し、自身の思いを表現するための、大切な言葉であるため、
日頃から丁寧な言葉遣いをしていきましょうとの内容が伝えられました。
真剣に一言一句もらさないように、マーカー線を引きながら受講する生徒達。
マナーというのは、それが常識だから身に付けなければならないというのではなく、
「相手が何を望んでいるのか」汲み取る『心遣い』や『呼吸』が大切であること、また
人間の第一印象は、言葉遣いと表情、姿勢、気配り、装いで
大半の印象が決まってしまうからこそ、
日頃の挨拶、礼儀正しい行動が自然にできる人になって欲しい、
生活の中で生きている日本文化を身に付けてほしいとの言葉で締めくくられました。
留学をすると、予想以上に日本について質問される機会も多くなります。
留学先では、「日本人代表」として、語る場面も少なくありません。
ぜひ、堂々と郁文館での様々な学びをいかし、世界を舞台に
いきいきと活躍することを教職員一同心より期待しています。