レポート
REPORT
2022/12/12
- バングラデシュ姉妹校
- SDGs教育
目指すは夢教育を土台にした「SDGs教育日本一」 ステージは『理解』から具体的『行動へ』!
郁文館にはSDGs委員会という生徒主体の活動組織があり、校内での活動に留まらず、外部機関と連携して、未来の地球を真剣に考え、SDGsに関する理解を
学園内外に広めるための活動をしていて、定期的にリユースプロジェクトも開催しています。
『日本で「いらない」』とされた物が海を超え、『世界の「ほしい」』と思う人たちの手に渡り、そこにはたくさんの喜びや感動が生まれていくという、日本のリユース市場に新たな価値を提供し続けている企業様と連携し、カンボジアの子供たちに使わなくなったおもちゃや日用品を送るプロジェクトを開催しました。内容としては、生徒の家に眠っている使っていない物や、いらなくなった物などを学校で回収し、それらを郁文館と繋がりのあるカンボジアの孤児院や系列施設へ送るプロジェクトです。始業前に毎朝、学園の入口で全校生徒に声掛けし、鞄やぬいぐるみ、図鑑や文房具など、たくさんの寄付品が集まりました。
また別日には、郁文館が運営にたずさわるバングラデシュの姉妹校の生徒と直接オンラインで交流する時間が設けられました。今回の交流の目的は、日本で生徒が集めた寄付金で、バングラデシュの学校の1階から5階までウォーターフィルター(浄水器)が無事設置できた事により、安全できれいな水が飲めるようになった事の報告でしたが、双方の学校で率直な質問も交わされました。バングラデシュの生徒からの質問では「何故バングラデシュが水に困っているとわかったのですか。」という質問や、日本からの生徒の質問の中には「他に困っている事はありますか。」などがありました。
お互い手を振ったり、笑い合ったり、ちょっとした通信の不具合も、ユーモア溢れる楽しい時間になり、リアルな交流としてとても有意義な時間となりました。
郁文館夢学園は、「SDGs教育日本一」を目指しています。SDGsを学ぶことは「生きる力を育むこと」であり、SDGs教育とは、「未来の地球人を創る教育」であると考えています。全教科・カリキュラム・学校行事などあらゆる行動をSDGs17項目と紐づけ、学ぶ目的を明確にし、問題意識と解決に向けた意欲を醸成させます。これからも郁文館は本気で、「出来ることから」「身近なことから」をテーマに地に足のついた実践型 SDGs 教育で日本一の学校を目指していきます。
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