レポート

REPORT

2023/04/08

  • 夢教育推進部

SDGsへの取り組み~ミツバチの養蜂プロジェクトがスタート~

郁文館夢学園では、SDGs教育日本一への活動をさらに推進すべく、ミツバチの養蜂プロジェクトをスタートしました。本日、学校の屋上庭園にミツバチが到着しました。

 

なぜ養蜂がSDGsに関係するのでしょうか?

ミツバチは私たちの生態系において重要な役割を担っています。ミツバチは花粉や蜜を集めるために飛び回りますが、その過程で植物に受粉を行い、植物の生態系の維持に貢献しています(15.陸の豊かさも守ろう)。私たちが日々食べている野菜や果物はミツバチの働きによって食卓に並んでいます。また、都市部での養蜂は都市の緑化に貢献し、低炭素社会の実現にもつながります(13.気候変動に具体的な対策を)。あまり知られていませんが、都心でも企業などがビルの屋上を活用して養蜂に取り組んでいる場所があります。

養蜂を通し、生徒は植物の生態系が成り立つ仕組みについて理解を深め、普段口にしているはちみつがどのように生産されているかを学びます。

本校の屋上には農業委員会が有機栽培を行う畑があり、生徒が農作業を行い、環境について考える場として活用されています。都内の学園でもこうした自然環境を設けることで、生徒たちは植栽の豊かさや表情を五感で感じることができます。

今回のプロジェクトは、SDGsを具体的な活動に結びつけ、子どもたちが持続可能な社会の実現を考えるきっかけを提供しています。郁文館夢学園では、「できることから」「身近なことから」をテーマに地に足のついた実践型SDGs教育で日本一の学校を目指します。