レポート
REPORT
2011/09/13
- 夢教育推進部
事業計画発表会(起業体験プログラム)
2011.09.03 事業計画発表会
事業計画発表会では、起業体験プログラムにて起業するための資金を投資家の方々に出資していただくために、各企業が事業計画をプレゼンテーションします。
この発表会に向けて、高校2年生の夢合宿中も着々と準備が進められていました。
研修室では販売商品や価格設定、出店場所などについて真剣に話し合い、インターネットを使って、原価や仕入れ先などの情報収集を行っていました。
完成した事業計画を各企業が9月3日の本番に向けてプレゼンテーション発表を練習し、教員たちからの質問にも答えていきます。
夢合宿の集大成となるこのプレゼンは、短い準備期間であったにも関わらず、とても内容の濃いものとなりました。
また、夢合宿中には野外調理も行われました。
今回の野外調理は「自分たちが作ったものを人においしく食べてもらう」ということをテーマに掲げました。
同じ種類・分量の食材を全班に与え、それをどのようにおいしく調理するかを班ごとに工夫し、考えました。
班長を中心に作業を分担し、効率よく調理を進めていきます。
そして完成した料理を志高館近隣にお住まいの方を含めた教員たちが審査員となり、評価しました。
生徒たちは料理の味はもちろん、匂い、盛り付けまで気を配っていました。起業体験での「商品を提供する」ということに通じる“学び”になったはずです。
このような準備を沢山積み、夏休み明けすぐの9月3日に事業計画発表会が行われました。その後、3分間という限られた時間の中で、各班のプレゼン発表が行われました。
本校卒業生たちが投資家(VC:ベンチャーキャピタリスト)として集まっています。事前にVCに対してNTVPの村口社長からVCの役割についてお話しをいただきました。
より多くの出資をもらうために、企業ごとに「夢合宿の野外調理で1位を取った班員がいる」ことや、仕入れにこだわった事など、それぞれアピールをしました。
VCからの厳しい質問・アドヴァイスを受けながら、発表は無事に終わりました。
そして発表結果を元に、VCによる投資会議が行われました。
この投資金額によって、そのまま営業が開始できる企業と、事業計画の見直しを行わなくてはならない企業に分かれます。
企業の見直しを行う企業は、価格の見直しや、事業の縮小、販売方法の向上案作成などを行い、再プレゼンを行います。
資金が集まった今、まもなく「登記」をし、本格的に企業としてスタートします。