6月末に、Monte Vista High School（米国・カリフォルニア州の私立学校）から約20名の生徒が本校を訪れ、グローバル高校の生徒と交流を深めました。

　来校後すぐに、本校の生徒がスクールツアーを実施しました。教室などの学校内施設を案内すると、授業スタイルや校舎の作りの違いに興味津々な姿が新鮮でした。

　スクールツアー後に開催した歓迎式では、グローバル高校の鎌倉教頭先生から日本語と英語を交えた挨拶が行われました。Monte Vista High Schoolの生徒らは、選択授業で日本語を学習しているため、鎌倉先生からの日本語の質問に少し戸惑いながらも、知っている日本語を混ぜながら答えていました。中には、「なんで日本人は、授業を静かに聞いているの？」など、スクールツアーで感じた母国との違いを質問するMonte Vista生の姿もありました。

　ランチタイムは、お互いに少し緊張しながらも楽しく会話する生徒たちの姿が見られました。互いの学校行事やクラブ活動など、話は尽きず、あっという間のランチタイムでした。

　午後は、グローバル生による文京区ツアーを行いました。学校を飛び出して交流を深めたことで、生徒たちの距離がぐっと近づきました。

　2日目には、英語やディベートの授業を体験しました。ディスカッションなど対話形式の授業を行ったことで、積極的に会話をし、互いに協力する生徒たちの姿が見えました。

　クラス毎に行ったお見送り会では、すっかり仲良くなったMonte Vista生と郁文生が、腕相撲をしたりフルーツバスケットをするなど、教室のいたるところで笑い声が聞こえてきました。2日間という短い間でしたが、生徒たちはお互いの文化を知ることができ、めいいっぱい楽しむことができたことでしょう。

　夏休みもたくさんのイベントや行事が控えています。これからも、生徒たちがたくさんの経験ができる場を提供できるように努めてまいります。