レポート

REPORT

2012/07/09

  • 夢教育推進部

起業体験キックオフ!(ワタミ桑原社長講演)

起業体験キックオフ!

 

 今年度も起業体験プログラムがスタートいたしました。郁文館の起業体験は単なるお金儲けのプログラムではありません。このプログラムの意義を子どもたちは1年間通して学習していきます。今回の講演がそのスタートです。

 

 

 今年度は6月18日()の放課後、高校2年生と有志団体(高校2年生以外の学年)を対象に、「ワタミ社長 桑原豊氏」に来校していただき、1時間半の貴重な講演をしていただきました。

 集まった生徒数は450名を超え、熱気に溢れていました。

 

 

 

 桑原社長は起業する際に大切なことは「理念」であると繰り返しおっしゃっておられました。「理念」とはその会社が常に持ち続けるものです。会社はその「理念」に基づき様々なことを決定し、動きます。また、その「理念」に共鳴した社員がその会社を動かしていきます。つまり、「お金儲けの方法」ではなく「理念」を考え、その理念に基づいて起業し、行動することが大切なのです。

 

 

 

 生徒は以上のような桑原社長の話を真剣な表情で聞き、メモを取り続けていました。その後の質疑応答では、時間が足りなくなってしまうほど、生徒から多くの質問が寄せられました。

 質疑応答の中で桑原社長は、社員から信頼を集めるには「常に各社員が何を考えているのかを知ろうとすること」、「自らの思いを言葉と数字に置き換えて伝えること」が大切であるとおっしゃっていました。

 最後に桑原社長は「受け身では心に残らない。逆に、自ら能動的に動いた体験は一生心に残ります。みなさん頑張ってください。」と生徒たちにエールを送ってくださいました。

 

 

 

 

 今回の講演で子どもたちは「理念の大切さ」、「チームの大切さ」を実感し、自分たちの会社設立に向けて非常に参考になるメッセージを数多くいただくことができました。

 これからそれぞれの起業チームは“自分たちの思い”を業種・業態という“カタチ”にしていきます。

“自分たちの思い=理念”を共有し、チームワーク良く、自分たちのこれから立ち上げる「株式会社」を成功へと進めていってもらいたいと思います。