2023年9月15日（金）〜24日（日）は、国連のSDGs週間にあたるGlobal Goals Week です。郁文館では、毎年国連のGlobal Goals weekに合わせて、この期間ではより一層SDGsの啓蒙活動に取り組んでいます。

今年もSDGs委員会では、「郁文生SDGsアクションコンテスト 」を実施します。（▶昨年度の様子）

「郁文生全員がSDGsを自分ゴトに！」をテーマに、郁文館中学校、郁文館高校、郁文館グローバル高校の3校の生徒から投稿された動画の中で、「①アクションの内容に具体性があるか 。 ②活動の内容にワクワクし、共感できるか。 ③活動内容がSDGs17項目のいずれかの達成に寄与しているか。」の3項目を基準にグランプリが選ばれます。

第2回開催となる今年は、どんな動画が選ばれるか楽しみです。

また、新たな取り組みとして、全校生徒参加型の「手のひらで毎日SDGs貢献プロジェクト」を行います。

3校の生徒全員のi-Padに、検索エンジンEcosiaのウェブアプリを一括導入し、毎日の検索をGoogleからEcosiaに切り替えることで、ゴール15.b「持続可能な森林経営」に貢献できるプロジェクトです。

ここで「Ecosia」という単語を、初めて耳にする方も多いと思いますので、簡単にご紹介させていただきます。
Ecosiaとは、広告収入の約80％を植樹活動を行っている非営利団体「WWF」に寄付している検索エンジンです。約45回検索するごとに1本の木が植樹されるとされており、誰でも毎日気軽に環境問題に取り組むことができます。

今回のプロジェクトでは、学園全体としての貢献度を定量化するため、全校生徒のSDGs week 10日間の検索数(学校の学習端末で検索した数)を集計する予定です。
郁文生全員の力で環境問題に少しでも多く貢献していきたいですね。

さらに、郁文館の学食「夢食堂」では、大豆ミートを使ったメニューが販売されます。

アレルギー体質の方やビーガンの方向けの代替として、世界中で選ばれている大豆を原料に加工した大豆ミートは、肉の食感と味に近くなるように作られている代替え肉で、環境への配慮や世界の人口増加に伴う食料不足課題解決の一つとして注目されています。

今年は、大豆ミートを使った「タコライス、酢豚、鰻丼」の3種類の販売が決定しました。事務局では職員による事前試食会が行われ、生徒に美味しく食べてもらうための最終チェックが実施されました。

郁文館では、普段から身近にSDGsを感じることができる環境を整えていますが、SDGs weekではより一層、SDGsに触れることができるはずです。これをきっかけに、生徒が社会問題について考える機会が増えることを願います。