レポート
REPORT
2013/10/12
- 後援会
ワタミファームツアーのご報告(後援会)
去る7月28日にワタミファームツアーを実施致しました。
昨年、一昨年が残念ながら台風で中止となっていた為、今年は3年振りの開催です。
参加者は同行の先生方を含めて75名、中型バス3台でのツアーとなり盛況のうちに無事実施する事ができました。
今回のツアーのテーマは、「ワタミファーム社及びワタミエコロジー社の、有機栽培農業への取り組みと循環型社会実現の取り組みを学ぶ」事とし、下記のプログラムを通して皆さんにご理解頂くと共に、「非常に勉強になった」「素晴らしい取組だ」「本当に美味しい」との声を頂戴する事が出来ました。
ワタミファーム磯野社長から、有機栽培は土づくりが基本である事、農薬を使わず自然の力を利用して強くおいしい作物を作る事などをご説明頂きました。
(ワタミファーム磯野社長)
現地でのプログラムは、「ワタミの森体験」、「肥料作り」、「農場体験」でした。
「ワタミの森」では、昔植林されてから伐採されずに放置されて下草も育たず森林としての循環機能を果たさない状態だったものを、計画的な伐採を行い自然本来の機能を取り戻した事をご説明頂きました。
(ワタミの森で子供の植樹を見つけた保護者の方々)
そして、「堆肥場」で循環型農業の本質を学びました。
ここには千葉や東京のワタミ関連店舗から排出された生ゴミが搬入され、堆肥にする取組みが行われていました。
生ゴミの材料や状態は様々な為、質のいい堆肥にするにはバイオ触媒を使って生ゴミを優良な堆肥にする取組みをされていました。いい堆肥と悪い堆肥のサンプルの色と匂いも体験し、その差を実感できました。
(堆肥のサンプル比較中です)
「農場体験」では、7月の末という事もあり、茄子、オクラ、ハーブ系などの有機野菜が収穫出来ました。生で食べても美味しい!更にお土産で玉ねぎとニンニクの取り放題、大葉の苗等も頂きました。
(有機栽培の茄子を収穫中)
(最後に山武農場ログハウス前で記念撮影)
有機栽培と循環型社会への取り組みを主とし多数の方にご理解頂けたという点は非常に意義のある結果と受け止めております。夏の暑さと作物の種類等にもアンケートでご意見を頂きましたので、来年は開催時期を改めて検討したいと考えております。
ワタミファームの皆様、ワタミエコロジーの皆様、引率頂きました先生方、そして参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
厚生委員長米田 大介