レポート
REPORT
2013/10/21
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海外研修レポート第4弾 「ニュージランド研修」
2013年度の高校一年生対象ニュージーランド研修は、7月21日から8月4日までの13泊15日、男子27名女子12名の計39名の生徒で実施しました。
本研修は、ニュージーランドの歴史、文化について学習し、また生きた英語に直接触れ、学びを深めることを目的とし、その目的を大きく一週目と二週目に分けて研修を行ないました。現地では12泊のホームステイを行ない、次のスケジュールで活動しました。
第1日目:オークランド経由で、最終目的地ウエリントンへ移動。
第2日目:現地到着後、各現地校へ移動。ホストファミリーと対面し、
各家庭へ。
第3日目:ファーム訪問・ニュージーランド経済リサーチ
第4日目:レーザーストライク・Kaitoke公園でブッシュウォーキング
第5日目:夢達人ライブ・ビーチクリーンボランティア
第6日目:Te Papa博物館での学習
第7日目~第8日目:各自ホストファミリーと過ごす。
第9日目~第13日目:現地校授業へ参加
第14日目:ウエリントンからオークランドへ移動。
第15日目:オークランド空港から、成田へ到着。
ウエリントンへ到着し、少しの空き時間に飲み物などを購入しました。なかなか、日本語のようにスムーズにはいかない、言いたいことを伝えられない、そんなことをそれぞれに感じた一瞬でした。その後ビクトリアマウンテンから、ウエリントンの街を一望しました。海がとてもきれいな街です。
3日目は、昨夜、初対面したホストファミリーの話で盛り上がりつつ、ファームを目指します。羊の毛刈りショーやその歴史、小動物への餌やりなど、ニュージーランドならではの体験を楽しみました。
4日目はKaitoke公園でブッシュウォーキングをしました。映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地としても知られるこの公園の、日本ではなかなか味わうことのできないスケールの大自然に、私たちは、到着してすぐに圧倒されてしまいました。
5日目は本校でも行なっている夢達人ライブを行ないました。ニュージーランドロイヤルバレエ団で活躍している方々、ラグビー一筋でニュージーランドへ渡り、現在はインストラクターとして活躍している方を招き、体験談や本校生徒へのメッセージなどをいただきました。
6日目は世界最大の博物館、Te Papa博物館でフィールドワークを行ないました。ワークシートを使いながら、ニュージーランドの自然、文化について学びます。
土日をホストファミリーなどと思い思いに過ごし、新しい一週間が始まりました。本日から、それぞれ振り分けられた現地校の授業へ実際に参加します。本年度はUpper Hutt College, Sacred Heart, Tawa collegeの3校に分かれて研修を行ないます。
それぞれの生徒にバディと呼ばれる現地校でのお世話係の生徒が一人一人につきます。こちらも相手も、みんな緊張の面持ちで初対面です。
新学期で忙しい中ですが、バディという担当を楽しみにしている現地校生徒が多く、みんなしっかりとペアになってそれぞれの授業に参加しました。
体育、マオリ語、数学、英語など、様々な授業に参加します。休み時間の過ごし方一つとっても、日本とは異なるスタイルを目の当たりにし、驚き、大いに刺激を受けました。
どの学校でもみんな、授業や休み時間、また放課後を通して、色々な経験を一緒にすることで、すぐに現地校生徒と仲良くなれました。日を重ねるごとに英語でのコミュニケーションも、しっかりとキャッチボールができていることを、それぞれが実感してきました。
授業後の一枚もこの通りです。
一日目に緊張していたことが嘘のように、みんなで集まってこの笑顔です。
あっという間に現地校での最終日をむかえました。どの校でもフェアウェルパーティーが開催されました。
ホストファミリーやバディへの感謝を伝えるスピーチ、歌やソーラン節の披露など、みんな、感謝の気持ちをそれぞれ形にしました。まだ少したどたどしい英語で、しかし心からの感謝を伝える姿に、涙ぐむホストファミリーも多かったです。
最終日はニュージーランド最大の都市、オークランドに一泊しました。自然に囲まれている印象の強かったホストァミリーの家とはまた異なる、大きな街で、最終日にまた、ニュージーランドの新しい魅力を発見する生徒が多くいました。
夕飯はみんなで一緒に日本食を食べました。
久しぶりに別々の研修校に通っていた生徒と顔を合わせ、自分の学校であったことなどを報告し合い、話が盛り上がりました。
翌日、最終日は早朝から日本を目指し、8月4日、無事に成田へ到着し、解散しました。
それぞれが、語学はもちろん、ニュージーランドの良さ、また海外に出て初めてわかった日本の良さなど、学ぶことの多い研修となりました。