ニュージーランド留学しているグローバル高校２年生の担任を務める先生に直接取材を行いました！

留学までの流れや生徒の成長の様子、グローバル高校ならではの留学制度についてたくさん語っていただきましたので、在校生はもちろん、受験生も是非参考にしてくださいね！

インタビューの様子

本日はよろしくお願いいたします！

よろしくお願いいたします！

まず、留学の流れについて教えていただけますか？

もちろんです！
高校1年次は、ネイティブの英語に触れ、IELTSなどの資格試験の勉強に注力します。
それと同時に、留学までは担任と毎月のように密に面談を行い、英語だけでなく将来の夢や目標についてしっかりと話し合います。
グローバル高校の留学は、ただの語学留学ではなく「自分の好き・得意を伸ばす留学」と考えているため、面談で話し合った内容を基に、生徒一人ひとりに合った留学校を教職員にて選定しています。

グローバル高校の留学は、１人１校留学だからこそ実現できる、まさにオーダーメイド留学ですね！

ええ（笑）おっしゃる通りです！
実際に留学を行うのは、高校1年生の1月末～2月上旬頃から高校２年生の12月頃までの1年間です。
その間、私たち担任は日本で帰りを待つのではなく、最初の渡航時を含めて3回生徒に会いに行きます。
また生徒1人ひとりに付き添って訪問を行うため、毎回1か月ほど滞在します。

1回の訪問で1か月も滞在されるんですね。
3回の渡航ではそれぞれ何をされるんですか？

まず1回目の渡航では、生徒一人ひとりのホストファミリーの元へ伺い、生徒と一緒に挨拶を行います。
最初は緊張してなかなか話すことができない生徒もおりますが、和やかな雰囲気でホストの皆さんが出迎えてくださるので、
一緒に話しているうちにだんだんと生徒も緊張がほぐれ和やかな表情になり、安心して送り出すことができています。

「初めての海外が1年間留学！」なんて生徒もたくさんいらっしゃいますもんね。
でも生徒が安心感を持ってスタートできるのはいいですね。普段ネイティブの教員に囲まれて生活しているからこそ、そういった環境に慣れているのかもしれませんね。

そうですね。それは大きいと思います。
ただ、3か月ほど経った5月下旬頃から行う2回目の訪問では、ホームシックで思わず私の顔を見て泣いてしまう生徒もいます。
定期的にZOOM等でのメンタルケアや、現地在住の日本人スタッフとの密なやり取りを行っていますが、両親や友人と離れて過ごす初めての環境では、いろいろな思いが募ってくるのだと思います。

グローバル高校の留学は、1人1校留学やSNSの禁止など他校に比べて厳しい条件がありますもんね。
でも、日本語に触れる機会が極端に少ないからこそ、グローバル高校の生徒は高い英語力が身につくのですね。

そうなんです。今はすぐにSNSで人とつながることができる時代だからこそ、グローバル高校では「生徒の成長のため」に厳しいルールを設けており、保護者様にもその点を納得いただいた上で入学いただいております。
また、連絡手段を禁止しているからこそ、英語力だけでなく生徒の心の成長にも繋がっていると担任をしていて強く感じます。

そうですね。生徒の成長はどういった点で感じますか？

留学前まで当たり前に使っていたSNSが使えなくなり、両親・友人などの親しい存在とすぐに繋がることができない、そんな環境下で生活していると、自分自身と向き合うことも自然と多くなるんですね。
「将来何がしたいんだろうか。」「自分の好きで得意なことは何だろうか。」など深く考える時間が増えます。
グローバル高校では、この貴重な機会に、夢からの逆算したスケジュールや目標を記したFuture Planを作成してもらいます。
それを基に生徒と面談を行うことで、自分の夢に近づくためには何をするべきかを一緒に考えていきます。
実際に、「グラウンドスタッフになりたい！」という生徒が現地で自ら交渉し、ウェリントン国際空港のグラウンドスタッフのボランティアに参加していたり、「政治家になりたい！」という生徒が、現地の街頭演説に毎週参加し、挙手で質問をしていたりと、多数の生徒が積極的に行動に移しています。
ホストファミリー宅と学校の往復だけにならず、興味関心を外部に投げかけられるように日本から教職員が一丸となってサポートを行っているのもグローバル高校の留学ならではだと思います。

さすが「郁文館 “夢” 学園」。留学中の夢教育もばっちりですね！
3回目の訪問はいつ頃いかれるのでしょうか？

はい！　3回目の訪問は、12月の帰国時です。各大学への見学ツアーやホストファミリーへのご挨拶を行います。オンライン会議等で連絡はとっていますが、生徒の成長を感じることができるため、来月の渡航が楽しみです！

来月が待ち遠しいですね！本日は貴重なお話ありがとうございました！

ありがとうございました！

インタビュアーの感想

先生のお話を聞いて、グローバル高校の生徒から感じる行動力の強さは、留学中の「自分の夢にどん欲になり、チャンスをつかんだ経験」から来ているのだと感じました！

グローバル高校2年生はまもなく1年間留学を終えて帰国します。
先生のお話の中にもありましたが、一段とたくましくなって帰ってくる生徒たちが日本に帰ってきた後も挑戦し続けられるように、郁文館の教職員一同でサポートしていきます！