レポート
REPORT
2013/11/02
- 国際交流センター
バングラデシュ姉妹校の先生が研修で来校しました
今年1月に開校した、バングラデシュの姉妹校「ナラヤンクル ドリーム モデル ハイスクール(NDMHS)」
より、2名の先生を研修で受け入れました。
日程は10月3日~10月6日の4日間で、NDMHSでも進めている「夢教育」について本場である郁文館の取り組みを視察すること、日本の文化を体験すること、郁文館の先生・生徒と交流を深めること、などを目的として実施いたしました。
来校した2名の先生を紹介します。
英語のAnisur Rahaman(アニスル・ラフマン)先生
宗教のSiful Islam(サイフル・イスラム)先生
来校初日、グローバル高校の朝のHRでお話しをしていただきました。
「バングラデシュに夢教育を浸透させたいということ、NDMHSをスタートとしてバングラデシュの子供たちの教育環境を整えてあげたいこと」などの想いを力強くお話しされていました。
生徒たちにはとても刺激になったのではないかと思います。
その後、各学年の授業と校内の各施設を見学しました。
見学を終え、お二人は「ハード、ソフトの両面において、日本の教育環境の良さにびっくりした」とおっしゃっていました。
習字の授業では、体験もしていただきました。
さすが先生。初めてとは思えない出来栄えです。
5日、6日は先生たちにもお手伝いいただき、郁秋祭の中でバングラデシュ展を開催しました。
バングラデシュ展のメインイベントはスカイプを使っての現地との交流です。
画面に映っているのは郁文館の教員で、現在はNDMHSの校長を務めている古澤先生です。
NDMHSの生徒たちとお互いの学校紹介をすることで交流を図りました。
それでは最後に、研修を終えた2人の先生からのコメントです。
■アニスル・ラフマン先生
郁文館の先生が生徒との距離が近いということに驚きました。バングラデシュでは先生は絶対的存在で、中には自分の事だけを考え、何様だと思える態度を生徒にとる先生もまだまだたくさんいます。郁文館の先生から「寄り添う」という姿勢を学ぶことが出来ました。
■サイフル・イスラム先生
生徒のノートの取り方に大変興味を持ちました。カラーペンはなかなか購入できないという現状はありますが、まずは出来ることから生徒に指導していきたいと思います。また文化祭やクラブ活動などで生徒が主体的に考えて行動している姿をみて感動しました。勉強以外の行事がバングラデシュにはまだまだ無いため、これから広めていきたいと思います。
来年の1月には新校舎が完成し、いよいよ本格的にNDMHSの「夢教育」がスタートします。
その様子は随時、ホームページでご紹介させていただきます。