レポート

REPORT

2013/12/24

  • 郁文館高等学校
  • 郁文館グローバル高等学校
  • 夢教育推進部

裁判傍聴ツアーを開催しました

20131216日(月)に高校1年生、グローバル高校1年生、3年生の計28名たちが、東京地方裁判所へ裁判を傍聴しに行きました。3グループに分かれ、計5件の刑事事件の裁判を傍聴することができました。

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 傍聴後、担当して頂いた裁判員ネットや弁護士の方々によるワークショップを行い、裁判に対する気づきや疑問をまとめる作業を行いました。

各グループで、裁判の制度や司法のあり方に関する熱いディスカッションが行われました。ディスカッション後、各グループによるプレゼンテーションを行いました。

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  体験後の生徒の感想(抜粋)

・“裁判”に対するイメージが変わりました。自分の目で見て考える、

  “真実を知る”ということが、どのようなことにも必要であると実感しました。

 

・法というものの偉大さを知り、それの大切さやどう人を守ってきたのかを改めて感じさせられました。

 

・とても複雑な世界だなと感じました。被告人へ正しい判決を行うためには、人間の感情を持ちこめないと感じました。淡々と行われる裁判こそ、正義が感じられました。

 

・1番心に残ったものは、2つの事件ともSNSが関わっていたことです。情報は良い意味では悪い意味でも使えて、それをどう生かしていくかが大切だと考えました。

 

18階建ての裁判所の中に、何部屋も法廷があって、犯罪はこんなにも多く行われて

 いるのだと知り、自分の身近に起こるかもしれないと思うと怖かったです。

  傍聴した2つの事件とも再犯の人で、本人はもちろん社会的にも再犯が起きない工

  夫や出所後に定職が得られるような制度が必要だと思いました。

 

  担当教員からのコメント

今回の体験を通して、生徒たちの意見で一番多かったのが、これまでの裁判のイメージとのギャップでした。教科書だけでは学べない、“本物”を体験することで、生徒たちは多くのこと感じ、気づき、学ぶことができました。これからも生徒たちには、社会の“本物”を体験させ、彼らの成長の糧になるよう、社会科では様々な取り組みを実施して参ります。