レポート
REPORT
2014/03/20
- 国際交流センター
NDMHS(バングラデシュ姉妹校)体育祭
バングラデシュにある郁文館夢学園の姉妹校Narayankul Dream Model High School(以下NDMHS)で体育祭が行われました。
昨年は、開校した年ということで中学1年生のみでしたが、今年は新入生が入学し中学1、2年生が混ざり、チームA(緑)、B(赤)、C(白)に分かれて競いました。今年は、生徒数が3倍(162名)になり迫力が増し、生徒達はもちろんですが、先生達もエキサイトした熱い体育祭になりました。
バングラデシュの一般的な学校で行われる体育祭は個人競技しかありません。しかしNDMHSでは、生徒達に相手を思いやる気持ち、チームワークの大切さ、喜びを分かち合う楽しさ等を学んでもらう為にチーム制で体育祭を行っております。
その結果、相手を思い一生懸命応援し、負けてしまった時には皆で慰め合う光景が増えました。
バングラデシュでは1月が年度始まりです。よって入学して日が浅い中学1年生達は、まだ話したことのない同級生、先輩もいます。しかし、この体育祭で一気にみんな仲良くなっていきます。
バングラデシュの一般的な学校では部活がないため放課後運動している光景を見ることはありません。
ですがNDMHSでは体育祭の為に、放課後皆で競技の練習をする珍しい光景が見受けられます。
この日は、いつもより皆食欲旺盛です。
バングラデシュには騎馬戦はなく初体験でしたが、そんな事を感じさせない、白熱した戦いになりました。
接戦の末、最後に優勝を決めるのは、日本でも定番の代表者リレー!!!
勝つのはどのチーム?
見事勝利を勝ち取ったのはチームB!!!
一か月に及ぶ猛練習の中での苦労があってこそ、本番でこれだけの喜びや達成感を皆で共有することが出来ました。
チーム内で意見が食い違う事もあり、そんなときは、リーダーだけでなく、チームメンバーの一人一人がどう考え、行動するべきなのかを学ぶ事ができました。
とはいえ、本番で負けたチームは悔しさを隠しきれません。
来年こそは・・・
新たな闘志を胸に抱きました。
保護者やゲストの方々250名の御協力も頂け、2014年度体育祭は大盛況で幕を降ろしました。