レポート
REPORT
2014/05/08
- 郁文館中学校
- 学校教育相談室
中学1年生 第1回心理教育
「上手に気持ちを伝えよう!―自分も友達も大切にするコミュニケーション術―」
文責:スクールカウンセラー 鈴木水季
M1年生の初めての夢合宿で、スクールカウンセラー鈴木による心理教育「上手に気持ちを伝えよう!―自分も友達も大切にするコミュニケーション術―」を行いました。
授業では、①気持ちを言葉で伝えることの大切さに気づく、②ただ伝えるのではなく言い方によって相手の気持ちが変わることを知る、③メールのマナーを学ぶ、という3点について、自分のことを考えてもらうワークなどを行いながら、学んでいきました。また、自分も相手も気持ち良くなるような「にこ–にこ(win-win)になる伝え方」を知って、「にこ–にこ」になるように気持ちを表現できるように、具体的な場面を用いて練習していくこともしました。
メールのマナーについてはメールによる誤解をなくすために、「分かりやすく、ていねいに書く、強い言葉、紛らわしい言葉は使わない」ことを具体的な場面を使って学びました。
生徒に実施した事後アンケートでは、96%の生徒が「興味を持って授業を受けた」、100%の生徒が「授業は役に立った」、98%の生徒が「授業で学んだことを自分でも使ってみたい」、100%の生徒が「メールのマナーを理解できた」と回答していました。感想として「将来や今にも役立つし、困った友達がいたらすぐに助けられるのでいい授業でした」といったこれからに役立てたいという意見や、「上手に伝えることが苦手だったのでとても役に立った」「私もたまにメールなどで誤解されたりするけどこの授業を受けて気をつけたら誤解されないで仲良くできると思った」など自分は上手に伝えることが苦手だと感じている生徒にとって役立つ内容であったようです。